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相次ぐ豊橋市保健所電話相談

相談の電話に応じる豊橋市保健所職員ら
相談の電話に応じる豊橋市保健所職員ら
相次ぐ豊橋市保健所電話相談

 新型コロナウイルス感染症が拡大する中、豊橋市保健所に設けられている「帰国者・接触者相談センター」は、連日の問い合わせに職員らが対応している。県内での感染者が確認された1月下旬から今月20日までの相談累計は4700件を超えた。感染症の症状と一致しない問い合わせもあるが、担当する市健康政策課は「気軽に相談に応じます」と話している。
 保健所では1月28日に通常の電話相談を始めた。2月17日には国の指示で「帰国者・接触者相談センター」の専用4回線で開設。市内1例目の感染者を確認した翌日の今月3日に2回線増やして6回線とした。対応時間は毎日午前9時から午後5時で、それ以外の時間帯は、保健所へ電話してきた人に、担当者がかけ直す体制をとっている。20日までの累計は4744件あった。
 相談件数は、市内第1例確認前の今月2日までは1日の最多数が97件だった。しかし、3日は240件に跳ね上がった。3~20日の1日平均電話数は約140件となっている。
 応対する職員は国が定める症例マニュアルに従って聞き取る。判明している感染者への接触者かどうか、発熱やせきの有無、症状が続いている期間、高齢者や妊婦かどうか、免疫抑制剤、抗がん剤などの使用歴があり、重症化リスクがあるのかどうか、海外渡航歴の有無などだ。
 市内ではこれまで6人の感染者が確認されている。相談には、新型肺炎の症状ではないもの、県が支給を決めた休業協力金、国の10万円の一律給付金など、本来は別の部署が所管する内容すらあるという。
 健康政策課は「国が示す相談の目安を参考にしてほしい」と話す。また「軽い症状なら、自宅で安静にして体調管理に努めてほしい」と呼び掛けている。
 厚生労働省が示す相談の目安は、「風邪の症状や37・5度の発熱が4日以上続いている」「強いだるさや息苦しさがある場合」としている。
(安藤聡)

 新型コロナウイルス感染症が拡大する中、豊橋市保健所に設けられている「帰国者・接触者相談センター」は、連日の問い合わせに職員らが対応している。県内での感染者が確認された1月下旬から今月20日までの相談累計は4700件を超えた。感染症の症状と一致しない問い合わせもあるが、担当する市健康政策課は「気軽に相談に応じます」と話している。
 保健所では1月28日に通常の電話相談を始めた。2月17日には国の指示で「帰国者・接触者相談センター」の専用4回線で開設。市内1例目の感染者を確認した翌日の今月3日に2回線増やして6回線とした。対応時間は毎日午前9時から午後5時で、それ以外の時間帯は、保健所へ電話してきた人に、担当者がかけ直す体制をとっている。20日までの累計は4744件あった。
 相談件数は、市内第1例確認前の今月2日までは1日の最多数が97件だった。しかし、3日は240件に跳ね上がった。3~20日の1日平均電話数は約140件となっている。
 応対する職員は国が定める症例マニュアルに従って聞き取る。判明している感染者への接触者かどうか、発熱やせきの有無、症状が続いている期間、高齢者や妊婦かどうか、免疫抑制剤、抗がん剤などの使用歴があり、重症化リスクがあるのかどうか、海外渡航歴の有無などだ。
 市内ではこれまで6人の感染者が確認されている。相談には、新型肺炎の症状ではないもの、県が支給を決めた休業協力金、国の10万円の一律給付金など、本来は別の部署が所管する内容すらあるという。
 健康政策課は「国が示す相談の目安を参考にしてほしい」と話す。また「軽い症状なら、自宅で安静にして体調管理に努めてほしい」と呼び掛けている。
 厚生労働省が示す相談の目安は、「風邪の症状や37・5度の発熱が4日以上続いている」「強いだるさや息苦しさがある場合」としている。
(安藤聡)

相談の電話に応じる豊橋市保健所職員ら
相談の電話に応じる豊橋市保健所職員ら
相次ぐ豊橋市保健所電話相談

カテゴリー:社会・経済

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