豊橋競輪場ホームに5月、新人3選手デビュー

　豊橋競輪場をホームバンクに５月にデビューを予定する選手３人が27日、豊橋市役所で佐原光一市長に表敬訪問した。３人は日本競輪選手養成所（静岡県伊豆市）で１年間学び、３月に卒業した。
　豊川出身の内藤久文さん（28）、静岡県磐田市出身の當銘（とめ）沙恵美さん（21）、岡崎市出身の杉浦菜留さん（19）の３人。
　内藤さんは豊川高校出身。四日市大学卒業後にプロ野球独立リーグ福井ミラクルエレファンツで投手として活躍。おじはプロ野球ヤクルトスワローズで活躍した内藤尚行さんだ。師匠は豊橋競輪場をホームに２０１３年の賞金王に輝いた金子貴志さん。
　「豊橋競輪を盛り上げていきたい」と力強く意気込みを語った。持久力に定評があるという。
　當銘さんと杉浦さんは豊橋競輪場が女子選手育成に取り組む豊橋ガールズケイリン育成プロジェクトの６期生。當銘さんは姉直美さんが３期生ですでにデビューを飾り、昨年は３勝している。ともに「デビューが待ち遠しいです」と語った。
　佐原市長は「養成所を卒業し、いよいよ独り立ちをする時。レース出場目指して頑張ってください」と激励した。
　内藤、杉浦の両選手は５月15日に広島で、當銘選手は５月29日に福岡県の小倉でそれぞれデビューする予定だ。
（安藤聡）