『エール』のだんご 2種類を販売

　だんごで「『エール』のまち！豊橋。」を盛り上げようー。福島市出身の作曲家、古関裕而さんと豊橋出身で妻の金子（きんこ）さんの物語を描くＮＨＫ朝の連続テレビ小説「エール」が現在放映中だ。話中で金子さんが幼少時の思い出として出てくるのが「だんご」。これにちなみ、「エール」の題字カラーを模した目にも鮮やかな３色の「エールだんご」と、ノスタルジックなみたらしの「金子さんの思い出だんご」、２種類のだんごが市内で発売中だ。
　エール関連の土産、推奨品として、豊橋生菓子組合の協力で開発し、「『エール』で豊橋を盛り上げる会」と豊橋商工会議所青年部に認定された。
　第１弾「エールだんご」は、「お亀堂」（本社・同市南小池町）が、「金子さんの思い出だんご」は大正軒（本店・同市新本町）がそれぞれ販売を始めた。
　お亀堂の「エールだんご」は、桜葉のみじん切りを練りこんだピンク色、さわやかな柚子ペーストを練りこんだ黄色、よもぎを練りこんだ緑の各だんごを串に刺したもの。１本１８０円（税込み）で、市内のお亀堂全店舗で販売している。
　大正軒の「金子さんの思い出だんご」は、おなじみのみたらしだんごを４玉串に刺したもの。こちらは１本１０８円（税込み）。
　大型連休明けの10日からは、「ボンとらや」（本店・同市羽田町）が、３色のロールケーキを串に刺した「エールだんご」の販売をスタートさせる。
　「イチゴ」「プレーン」「抹茶」の各ロールケーキで３色を再現、中はそれぞれの味のクリームが詰まっている。10日に本店で発売、その後、北山店、東田店、二川店、豊川店、豊川千歳通り店でも販売していく。
　「ぜひ、だんごで地域を明るくしたい」と、豊橋観光コンベンション協会。「次なるエールだんご、金子さんの思い出だんごを、八雲だんごさん、彩えんずキッチンさんから販売予定です。お楽しみに」と呼び掛ける。
　詳細は豊橋観光コンベンション協会のフェイスブックで。大型連休開けにはホームページにも掲載予定。
（田中博子）