工業高生採用のポイント

　企業の人材育成支援などをしている「トライアングル・トラスト」（名古屋市、安田真浪代表）は11日、豊橋市花田町の藤城建設で、建設会社向けの工業高校生採用のポイントを学ぶセミナーを開いた。藤城建設、岡田建設、青山建設の東三河の３社の幹部が受講した。
　講師は、前豊橋工業高校校長の吉田豊氏。求人票の重要性に触れ「高校生にとってその情報は絶大で、さまざまな会社を見比べる。会社の雰囲気、魅力、入社した先輩の様子などをしっかりと書き込むことで、高校生の目にとまり、入社につながる可能性がある」と述べた。学校とつながるために、積極的にインターンシップに協力することなどの大切さも伝えた。
　３社は合同で、６月から入社２～５年の若手社員を対象にした「次世代リーダー育成アカデミー」をトライアングル・トラストの協力で開催する。新型コロナウイルス対策で岡田建設、青山建設の幹部はオンラインで受講した。
（竹下貴信）