文字の大きさ

小山さんら迎え豊橋で東三河スイーツ試作品評会

開発され商品についてアドバイスする小山さん㊨=豊橋市のロワジールホテル豊橋で
開発され商品についてアドバイスする小山さん㊨=豊橋市のロワジールホテル豊橋で

 東三河の食材を使ったスイーツの試作品評会が2日、豊橋市藤沢町のロワジールホテル豊橋であった。日本を代表するパティシエの小山進さん=兵庫県=や、東三河の食材に精通する食文化研究家の野田雅子さんらが試食し、改善点や販売戦略についてアドバイスした。
 県が行う農商工連携活性化事業の一環で、東三河で商品開発を行う事業者が参加。販売・開発中のスイーツ14品が並び、行政や金融機関、商工会議所ら約110人も試食した。
 小山さんは蒲郡みかんを使った変わりダネおはぎに「みかんの酸味と香りが出てない。葉や枝、なんでも使えるので、口に入れて味わってみて」、田原産イチゴを使った和菓子は「この品種のイチゴはスイーツに向いていない」など辛らつな意見を並べた。
 一方で、東栄町の和菓子店「若松屋製菓」と市民グループ「山菜王国研究会」が開発した山菜「イタドリ」を使ったゼリーは「美味しい」と高評価。「味に飽きてしまうので、砂糖と炊いたイタドリのコンポートを入れてみたら」など改善点をアドバイスした。
 他にうずら卵を使ったプリンに「1個1個うずら卵を割っている姿は面白い。プロモーション映像を撮って流すと興味が沸く」など、販売促進についてのヒントも示した。
 若松屋の林敏和さん(54)は「イタドリの可能性を感じ、自信になった。東栄町をPRできる商品になれば」、山菜王国研究会の原さき子さん(59)は「他の山菜を使った商品も開発したい」と意欲を燃やしている。
(飯塚雪)

 東三河の食材を使ったスイーツの試作品評会が2日、豊橋市藤沢町のロワジールホテル豊橋であった。日本を代表するパティシエの小山進さん=兵庫県=や、東三河の食材に精通する食文化研究家の野田雅子さんらが試食し、改善点や販売戦略についてアドバイスした。
 県が行う農商工連携活性化事業の一環で、東三河で商品開発を行う事業者が参加。販売・開発中のスイーツ14品が並び、行政や金融機関、商工会議所ら約110人も試食した。
 小山さんは蒲郡みかんを使った変わりダネおはぎに「みかんの酸味と香りが出てない。葉や枝、なんでも使えるので、口に入れて味わってみて」、田原産イチゴを使った和菓子は「この品種のイチゴはスイーツに向いていない」など辛らつな意見を並べた。
 一方で、東栄町の和菓子店「若松屋製菓」と市民グループ「山菜王国研究会」が開発した山菜「イタドリ」を使ったゼリーは「美味しい」と高評価。「味に飽きてしまうので、砂糖と炊いたイタドリのコンポートを入れてみたら」など改善点をアドバイスした。
 他にうずら卵を使ったプリンに「1個1個うずら卵を割っている姿は面白い。プロモーション映像を撮って流すと興味が沸く」など、販売促進についてのヒントも示した。
 若松屋の林敏和さん(54)は「イタドリの可能性を感じ、自信になった。東栄町をPRできる商品になれば」、山菜王国研究会の原さき子さん(59)は「他の山菜を使った商品も開発したい」と意欲を燃やしている。
(飯塚雪)

開発され商品についてアドバイスする小山さん㊨=豊橋市のロワジールホテル豊橋で
開発され商品についてアドバイスする小山さん㊨=豊橋市のロワジールホテル豊橋で

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR