新型コロナで豊橋市独自の事業者支援策

　新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた中小企業者などに向け、豊橋市は独自の支援策を展開している。休業に協力した事業者だけでなく、事業継続に努める業者向けなど、できる限りの策を講じている。各支援策を紹介する。
　今年の大型連休で休業した協力事業者には、休業期間が県の支援策の設定に支間に合わなかった事業者向けに25万円の支給をする。休業中には水道を使用しない期間があると判断し、２カ月分の水道基本料金の免除も加えている。
　感染拡大防止に協力し、テークアウト、デリバリーの導入など「３密」回避のために、事業内容を転換した飲食業者らにも経費の一部を支援する。事業存続のための必要書類を申請する際に社会労務士への依頼費用も補助していく。
　市役所には、ウイルス対策をした各種協力金の申請専用箱が設置され、訪れる事業者らに職員が対応している。
（安藤聡）