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豊橋市が民間施設でもコロナ通知システム運用

店内に掲示されたQRコード=タリーズコーヒー豊橋駅前店で
店内に掲示されたQRコード=タリーズコーヒー豊橋駅前店で
豊橋市が民間施設でもコロナ通知システム運用

 新型コロナウイルス感染防止のため豊橋市は、不特定多数の人が利用する民間施設での「新型コロナ通知システム」の運用を始めた。店頭にQRコードを掲示して来店客がスマートフォンで読み取る。客の中に感染者が出た場合、市からメールの通知がある。すでに市の公共施設で始まっているが、飲食店などでの利用を呼び掛けていく。
 豊橋駅前のコーヒー販売店が協力している。来場した人がQRコードを読み取り、メールアドレスを送る。登録日時、場所が記録される。60日が過ぎた時点でデータは破棄される。名前や住所、電話番号、位置情報などの行動履歴は登録しない。
 感染者が出た場合は「同一日に、あなたも同一施設を利用されていたことが確認されました」などの文面のメールが届く。ただし、施設(店舗など)の名前は非公表。
 市は16日から市の公共施設160施設とイベント会場で運用を始めた。すでに約600人がQRコードから登録したという。システムの安定稼働が確認できたことから、民間事業者への利用を拡大することにした。
 同市駅前大通のタリーズコーヒー豊橋駅前店ではレジ前など7カ所にQRコードを掲示した。廣濱由香利店長は来店客にも登録を呼び掛けた。「お客さんに安心して利用できるようになれば」と話した。
 市未来創生戦略室によると、今後は豊橋商工会議所や飲食生活衛生同業組合などに利用を呼び掛けていく。その際、日本語だけでなく英語やポルトガル語、タガログ語、中国語で対応できるようにしていく。
 利用希望の事業者は専用のホームページ=QRコード=から申し込みする。問い合わせは豊橋市未来創生戦略室(0532・51・2180)へ。
【安藤聡】

 新型コロナウイルス感染防止のため豊橋市は、不特定多数の人が利用する民間施設での「新型コロナ通知システム」の運用を始めた。店頭にQRコードを掲示して来店客がスマートフォンで読み取る。客の中に感染者が出た場合、市からメールの通知がある。すでに市の公共施設で始まっているが、飲食店などでの利用を呼び掛けていく。
 豊橋駅前のコーヒー販売店が協力している。来場した人がQRコードを読み取り、メールアドレスを送る。登録日時、場所が記録される。60日が過ぎた時点でデータは破棄される。名前や住所、電話番号、位置情報などの行動履歴は登録しない。
 感染者が出た場合は「同一日に、あなたも同一施設を利用されていたことが確認されました」などの文面のメールが届く。ただし、施設(店舗など)の名前は非公表。
 市は16日から市の公共施設160施設とイベント会場で運用を始めた。すでに約600人がQRコードから登録したという。システムの安定稼働が確認できたことから、民間事業者への利用を拡大することにした。
 同市駅前大通のタリーズコーヒー豊橋駅前店ではレジ前など7カ所にQRコードを掲示した。廣濱由香利店長は来店客にも登録を呼び掛けた。「お客さんに安心して利用できるようになれば」と話した。
 市未来創生戦略室によると、今後は豊橋商工会議所や飲食生活衛生同業組合などに利用を呼び掛けていく。その際、日本語だけでなく英語やポルトガル語、タガログ語、中国語で対応できるようにしていく。
 利用希望の事業者は専用のホームページ=QRコード=から申し込みする。問い合わせは豊橋市未来創生戦略室(0532・51・2180)へ。
【安藤聡】

店内に掲示されたQRコード=タリーズコーヒー豊橋駅前店で
店内に掲示されたQRコード=タリーズコーヒー豊橋駅前店で
豊橋市が民間施設でもコロナ通知システム運用

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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