豊橋市「楽器寄附ふるさと納税」で5件の寄贈
豊橋市が7月からスタートした「楽器寄附ふるさと納税」で、今月1日までに5件の寄贈があった。トランペット3本とクラリネット、フルートが各1本。さっそく、楽器不足に悩む中学校に贈られた。楽器の寄贈者には子どもたちが感謝の手紙を送る。市は専用サイト=QRコード=を通じて引き続き募集している。
学校のクラブ活動費は限りがあり、吹奏楽部などは楽器が故障してもすぐに買い替えができない。大切に何十年も使い続けている例が多いが、さびが出てきたり、一部の音が出なくなったりすることがある。
そこで豊橋市は三重県いなべ市が先行スタートした楽器の現物を提供してもらう取り組みを採用、7月1日からサイトに登録している。県内では日進市に続いて2例目で、現在は16市町が寄贈を呼びかけている。
豊橋市に届いたトランペット3本は牟呂中学校に、クラリネットとフルートは青陵中学に贈られた。寄贈者は市内が1人で、他はすべて都内。担当の市教育政策課は「インターネットのおかげ」と話している。さっそく各校の音楽活動に役立てるとしている。
市内の中学校は引き続き楽器を募っている。26日現在、希望は46件。最新のものでは▽ユーフォニアム、ピッコロ、バリトンサックス、ハーモニーディレクター、バスクラリネット、チューバ(南部中)▽フルート(東陵中)などがリクエストとして上がっている。
南部中は「現在のユーフォニアムは昭和59年に購入されたもので、ピストンが固く、全く動かない部品もあります」「ピッコロは2台ありますが、1台は20年以上経過しており、かなり音が鳴りにくい状態」「(ハーモニーディレクターは)7月に、全く音が鳴らない状態になってしまいました。直る見込みはないそうで、本当に困っています」などと窮状をつづっている。
【山田一晶】
豊橋市が7月からスタートした「楽器寄附ふるさと納税」で、今月1日までに5件の寄贈があった。トランペット3本とクラリネット、フルートが各1本。さっそく、楽器不足に悩む中学校に贈られた。楽器の寄贈者には子どもたちが感謝の手紙を送る。市は専用サイト=QRコード=を通じて引き続き募集している。
学校のクラブ活動費は限りがあり、吹奏楽部などは楽器が故障してもすぐに買い替えができない。大切に何十年も使い続けている例が多いが、さびが出てきたり、一部の音が出なくなったりすることがある。
そこで豊橋市は三重県いなべ市が先行スタートした楽器の現物を提供してもらう取り組みを採用、7月1日からサイトに登録している。県内では日進市に続いて2例目で、現在は16市町が寄贈を呼びかけている。
豊橋市に届いたトランペット3本は牟呂中学校に、クラリネットとフルートは青陵中学に贈られた。寄贈者は市内が1人で、他はすべて都内。担当の市教育政策課は「インターネットのおかげ」と話している。さっそく各校の音楽活動に役立てるとしている。
市内の中学校は引き続き楽器を募っている。26日現在、希望は46件。最新のものでは▽ユーフォニアム、ピッコロ、バリトンサックス、ハーモニーディレクター、バスクラリネット、チューバ(南部中)▽フルート(東陵中)などがリクエストとして上がっている。
南部中は「現在のユーフォニアムは昭和59年に購入されたもので、ピストンが固く、全く動かない部品もあります」「ピッコロは2台ありますが、1台は20年以上経過しており、かなり音が鳴りにくい状態」「(ハーモニーディレクターは)7月に、全く音が鳴らない状態になってしまいました。直る見込みはないそうで、本当に困っています」などと窮状をつづっている。
【山田一晶】