新たな県内コロナ感染者31人、豊橋ゼロ

　県は19日、この日新たに判明した新型コロナウイルス陽性患者は31人だったと発表した。県は現状が「警戒領域」にあるとして、感染防止策の徹底などを呼び掛けている。
　地域別内訳は県所管が11人、名古屋市が18人、岡崎、豊田の両市が１人で、豊橋市はゼロだった。
　一方、18日に陽性と判定された40人の地域別内訳は、名古屋市が31人。このうち20代から30代の女性15人と50代の男性１人の計16人は同市内の飲食店従業員。この店ではすでに女性従業員３人の感染が確認されており、陽性患者は計19人となった。県は27カ所目のクラスター（感染者集団）に認定した。東三河では豊橋市の20代男性、蒲郡市の20代男性が陽性判定された。
　40人の患者の年齢別内訳は20代が22人、30代が７人、50代が５人など。
　７月１日から９月18日までの累計患者は４５２０人。30代以下は55・８％、感染経路不明者は52・３％。この期間の重症、中等症の患者の割合は11・８％。９月の18日間のそれは18・６％となっている。死者は１人増えて78人となった。
　18日現在の入院患者は１５６人、入院調整中は７人、自宅療養は１２５人、軽症か無症状の患者向け施設入所は49人。
【山田一晶】