新たなコロナ感染者 県内19人、豊橋はゼロ

　県は21日、この日新たに判明した新型コロナウイルス陽性患者が19人だったと発表した。患者が20人を下回るのは今月８日の12人以来、13日ぶり。県は引き続き感染防止策の徹底を呼びかけている。
　地域別では県所管４人、名古屋市11人、岡崎市３人、豊田市１人。豊橋市の感染報告はなかった。
　一方、20日に陽性と判明した33人の地域別内訳は、名古屋市が14人（うち１人は東京都在住）。東三河では豊橋市で４人（うち１人は静岡県在住）だった。年齢別内訳は20代と50代が各６人、30代と60代が各５人など。
　７月１日から９月20日までの感染者の総数は４５８４人。30代以下は55・６％、感染経路不明者は52・２％となった。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・９％。９月の20日間のそれは18・１％となっている。死者は２人増えて81人となった。
　20日現在の入院患者は１６４人、入院調整中は７人、自宅療養は１４２人、軽症か無症状の患者向け施設入所は64人。
　県の状況が「厳重警戒」から「警戒」に切り替わったことを受け、伊勢湾岸自動車道の「刈谷ハイウェイオアシス」にある大観覧車のタイトアップが18日夜から、オレンジからイエローになった。この観覧車は２回目の県独自の緊急事態宣言が出ていた８月16日からレッドに、同25日からはオレンジになっていた。午後10時から２時間。
【山田一晶】