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「ひとすじの会」が収穫祭

火吹き竹でかまどの火をおこす子ども=いずれも豊橋市大崎町の田んぼで
火吹き竹でかまどの火をおこす子ども=いずれも豊橋市大崎町の田んぼで
炊きあがったご飯が振る舞われた
炊きあがったご飯が振る舞われた
炊きたてのご飯を頬張る親子
炊きたてのご飯を頬張る親子

NPO法人「ひとすじの会」による歴史群像劇「神野新田物語」の出演者らが27日、豊橋市大崎町の田んぼで収穫祭を開いた。5月10日の田植えに始まり、除草作業、日々の見回り、稲刈り、脱穀と続いた農作業の実体験による演技力の向上を目指すパフォーマンスは大団円を迎えた。
 絶好の秋晴れの下、この日は、約50人が参加した。炊いたのはこの田んぼでとれたコシヒカリの新米。ドラム缶のかまどを3個作り、3升を白いご飯用に、5升を混ぜご飯用に炊き、湯を沸かしてインスタントみそ汁も作った。
 火加減に苦労しながら炊くこと1時間、少しおこげの付いたご飯が炊きあがり、皆が持参した茶わんによそってもらい、新米を味わった。佐原光一市長、衆院議員の根本幸典氏、関健一郎氏も飛び入り参加し、炊きたてのご飯を頬張った。
 炊飯の合間には、束ねたわらを遠くまで投げる「わら投げ選手権」を稲刈りの済んだ田んぼで開き、大人たちが歓声を上げながら距離を競った。記録を作ったのは牟呂市場町の中村貴洋さん(43)で17㍍20。中村さんは「投てき種目と同じで力を抜くタイミングがポイント。来年までに神野新田で走り込みをして20㍍以上は飛ばせるようにしたい」と語った。
 5月から5カ月かけて草刈りなどをして米を育てた秋屋邦利さん(58)は「米づくりのチームワークが神野新田物語の舞台づくりでも生かされると思います」と話した。
 ひとすじの会は、11月22日、豊橋駅前南口広場に野外劇場を設営し、1時間ほどの「神野新田物語」トライアル公演を予定している。来場は無料。
 本番は来年8月21、22の両日、穂の国とよはし芸術劇場プラットで。
【山田一晶】

NPO法人「ひとすじの会」による歴史群像劇「神野新田物語」の出演者らが27日、豊橋市大崎町の田んぼで収穫祭を開いた。5月10日の田植えに始まり、除草作業、日々の見回り、稲刈り、脱穀と続いた農作業の実体験による演技力の向上を目指すパフォーマンスは大団円を迎えた。
 絶好の秋晴れの下、この日は、約50人が参加した。炊いたのはこの田んぼでとれたコシヒカリの新米。ドラム缶のかまどを3個作り、3升を白いご飯用に、5升を混ぜご飯用に炊き、湯を沸かしてインスタントみそ汁も作った。
 火加減に苦労しながら炊くこと1時間、少しおこげの付いたご飯が炊きあがり、皆が持参した茶わんによそってもらい、新米を味わった。佐原光一市長、衆院議員の根本幸典氏、関健一郎氏も飛び入り参加し、炊きたてのご飯を頬張った。
 炊飯の合間には、束ねたわらを遠くまで投げる「わら投げ選手権」を稲刈りの済んだ田んぼで開き、大人たちが歓声を上げながら距離を競った。記録を作ったのは牟呂市場町の中村貴洋さん(43)で17㍍20。中村さんは「投てき種目と同じで力を抜くタイミングがポイント。来年までに神野新田で走り込みをして20㍍以上は飛ばせるようにしたい」と語った。
 5月から5カ月かけて草刈りなどをして米を育てた秋屋邦利さん(58)は「米づくりのチームワークが神野新田物語の舞台づくりでも生かされると思います」と話した。
 ひとすじの会は、11月22日、豊橋駅前南口広場に野外劇場を設営し、1時間ほどの「神野新田物語」トライアル公演を予定している。来場は無料。
 本番は来年8月21、22の両日、穂の国とよはし芸術劇場プラットで。
【山田一晶】

火吹き竹でかまどの火をおこす子ども=いずれも豊橋市大崎町の田んぼで
火吹き竹でかまどの火をおこす子ども=いずれも豊橋市大崎町の田んぼで
炊きあがったご飯が振る舞われた
炊きあがったご飯が振る舞われた
炊きたてのご飯を頬張る親子
炊きたてのご飯を頬張る親子

カテゴリー:社会・経済

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