新たなコロナ感染者県内49人、豊橋ゼロ

　県は27日、この日新たに49人が新型コロナウイルス陽性判定されたと発表した。前日より倍増した。秋の４連休（19～22日）で人の移動が増えたことによる影響の可能性がある。
　49人の地域別内訳は県所管が10人、名古屋市が36人、岡崎市が３人。豊橋市を含む東三河はゼロだった。
　一方、26日に陽性と発表された24人の地域別内訳は名古屋市が11人で東三河の感染報告はなかった。年齢別内訳は30代と50代が各５人など。
　７月１日から９月26日までの感染者の総数は４７２２人になった。30代以下は55・２％、感染経路不明者は51・８％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・９％。９月の26日間のそれは16・９％。
　県が独自に定めている過去７日間の平均で示す指標によると、新規陽性者数は24・４人、入院患者数は３２５・７人、陽性率（25日までの平均）は４・６％、重症者数は14・３人。陽性率のみが「注意領域」で、他は「警戒領域」である状況に変化はない。
　26日時点での入院中の患者は１５６人、入院調整中は２人、自宅療養は１１６人、軽症か無症状の患者向け施設入所は45人。
【山田一晶】