新城「四谷の千枚田」も秋本番
取材の途中、新城市の「四谷の千枚田」を訪ねた。30年ぶりだ。
すでに稲刈りは終わっており、はざかけされた稲わらが並んでいた。静かな山間に、脱穀機の音が響いている。
鞍掛山(標高883㍍)の南西斜面に広がる。石積みの棚田は、標高220㍍付近から山頂に向かってさらに約200㍍上まで続く。22戸の農家が、平均でわずか1㌃ほどの広さの420枚の田を耕しているという。
先人たちが傾斜地の山林を苦労して開墾した。山の転石や山崩れで流出してきた石だけを積んだ棚田だ。日本の棚田百選にも選ばれている。
オフシーズンの平日でもあり、観光客の姿はなかった。稲わらと一緒に、コスモスが咲いていた。
いよいよ秋本番だ。
【山田一晶】
取材の途中、新城市の「四谷の千枚田」を訪ねた。30年ぶりだ。
すでに稲刈りは終わっており、はざかけされた稲わらが並んでいた。静かな山間に、脱穀機の音が響いている。
鞍掛山(標高883㍍)の南西斜面に広がる。石積みの棚田は、標高220㍍付近から山頂に向かってさらに約200㍍上まで続く。22戸の農家が、平均でわずか1㌃ほどの広さの420枚の田を耕しているという。
先人たちが傾斜地の山林を苦労して開墾した。山の転石や山崩れで流出してきた石だけを積んだ棚田だ。日本の棚田百選にも選ばれている。
オフシーズンの平日でもあり、観光客の姿はなかった。稲わらと一緒に、コスモスが咲いていた。
いよいよ秋本番だ。
【山田一晶】