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コロナ第3波「厳重警戒を」

警戒を呼びかける大村知事
警戒を呼びかける大村知事

 新型コロナウイルスの感染者が急増している。大村秀章知事は今月2日の記者会見で「事実上、第3波が来たのではないかと受け止めている」と述べ、強い警戒感を示した。12日には県のホームページで日々更新している感染状況について「第3波」の区分を設けた。インフルエンザを含め、冬場には感染症が流行するため、厳重な警戒が求められている。

 東三河では先月末に発生した豊橋市松葉町のパブ「EDEN」でのクラスター(感染者集団)をきっかけに、感染者が増えた。同市ではクラスター以前に比べ、この2週間で2倍となる175人(13日現在)まで増加した。近隣でも4市で感染者の報告があった。
 大村知事は13日の記者会見で「4日連続で100人以上の発表となり、大変厳しい状況だ。県内の感染状況の指標は、引き続き『警戒領域』としているが、事態は厳しさを増している」などと述べた。そのうえで、PCR検査の態勢も入院できる人数もまだ余裕があると考えているが、県民には、より強い危機感をもって感染対策をするよう呼びかけた。

菅首相「GoTo」見直しに慎重

 一方、菅義偉首相は13日午前、首相官邸で記者団の取材に応じ、「新規陽性者数の増加傾向が顕著になってきている」と述べ、関係閣僚に対策を講じるよう指示したことを明らかにした。
 菅首相は「特に北海道、東京、大阪、愛知を中心とした圏域などで、その傾向が顕著」と指摘。田村憲久厚労相、西村康稔経済再生担当相から説明を受けたとした。
 一方で、緊急事態宣言や、観光需要喚起策「Go Toキャンペーン」の見直しは、現時点では考えていないとした。
 感染が拡大している地域での大規模集中的な検査やクラスター対策の専門家の派遣、保健師の広域的な派遣調整などを通じ、「自治体の感染拡大防止に向けた取り組みを支援している」と述べた。そのうえで国民に対し、基本的な感染防止対策に努めるよう呼びかけた。
【山田一晶】

 新型コロナウイルスの感染者が急増している。大村秀章知事は今月2日の記者会見で「事実上、第3波が来たのではないかと受け止めている」と述べ、強い警戒感を示した。12日には県のホームページで日々更新している感染状況について「第3波」の区分を設けた。インフルエンザを含め、冬場には感染症が流行するため、厳重な警戒が求められている。

 東三河では先月末に発生した豊橋市松葉町のパブ「EDEN」でのクラスター(感染者集団)をきっかけに、感染者が増えた。同市ではクラスター以前に比べ、この2週間で2倍となる175人(13日現在)まで増加した。近隣でも4市で感染者の報告があった。
 大村知事は13日の記者会見で「4日連続で100人以上の発表となり、大変厳しい状況だ。県内の感染状況の指標は、引き続き『警戒領域』としているが、事態は厳しさを増している」などと述べた。そのうえで、PCR検査の態勢も入院できる人数もまだ余裕があると考えているが、県民には、より強い危機感をもって感染対策をするよう呼びかけた。

菅首相「GoTo」見直しに慎重

 一方、菅義偉首相は13日午前、首相官邸で記者団の取材に応じ、「新規陽性者数の増加傾向が顕著になってきている」と述べ、関係閣僚に対策を講じるよう指示したことを明らかにした。
 菅首相は「特に北海道、東京、大阪、愛知を中心とした圏域などで、その傾向が顕著」と指摘。田村憲久厚労相、西村康稔経済再生担当相から説明を受けたとした。
 一方で、緊急事態宣言や、観光需要喚起策「Go Toキャンペーン」の見直しは、現時点では考えていないとした。
 感染が拡大している地域での大規模集中的な検査やクラスター対策の専門家の派遣、保健師の広域的な派遣調整などを通じ、「自治体の感染拡大防止に向けた取り組みを支援している」と述べた。そのうえで国民に対し、基本的な感染防止対策に努めるよう呼びかけた。
【山田一晶】

警戒を呼びかける大村知事
警戒を呼びかける大村知事

カテゴリー:社会・経済

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