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豊橋の商家「駒屋」開館5周年

自身がしたためた書の説明をする鈴木さん=いずれも商家「駒屋」で
自身がしたためた書の説明をする鈴木さん=いずれも商家「駒屋」で
あいさつする金田副市長
あいさつする金田副市長
地元住民らのダンスパフォーマンス
地元住民らのダンスパフォーマンス

 開館5周年を迎えた豊橋市二川町の商家「駒屋」で15日、周年の記念式典が開かれた。関係者ら50人が出席、節目を祝った。

 駒屋は市内に数少ない江戸時代の建造物で、主屋や土蔵など8棟の建物から構成、2003年5月に市有形文化財に指定された。市が12年度から改修復元工事に着手、15年11月1日にオープンした。
 式典は、駒屋を運営するNPO法人「二川宿」の前田弘孝理事長が進行。地域に住む親子らの華やかなダンスパフォーマンスで幕開けし、金田英樹副市長が「開館して毎年10万人がおみえになり、今年11月には来館者が約55万人を数えるまでに。二川宿は本陣や資料館、清明屋もあり、これだけ江戸時代の遺構が残っている場所もここしかないのでは。これからもぜひ、地域の財産を活用し、地域の発展へのお力添えを」などとあいさつした。
 来賓紹介後、地元デザイン書道作家の鈴木愛さんによるライブパフォーマンスがあり、鈴木さんは1・8×2・2㍍の金色の用紙に朱色で「祝」、白色で「5th」などと書き、上から黒で大きく「駒」の1字を勢いよくしたためた。「金色の紙に書くのは初めて。『駒』の字は馬車に見立てて書いた。この馬車で、世界中からお客さんが駒屋に来てくれたら」と鈴木さんは説明、書は来年の成人式過ぎまで離れ座敷に展示されるという。
 この日は離れ座敷でワークショップなどもあり、市内外から来た家族連れなどを楽しませた。
 節目を迎え、三世善徳館長は「駆け抜けてきた5年間。多くの人に来ていただきありがたい。今後も催しに参加してもらうなど、歴史的な建物を多くの人に知ってもらい、ご利用いただきたい」と話していた。
【田中博子】

 開館5周年を迎えた豊橋市二川町の商家「駒屋」で15日、周年の記念式典が開かれた。関係者ら50人が出席、節目を祝った。

 駒屋は市内に数少ない江戸時代の建造物で、主屋や土蔵など8棟の建物から構成、2003年5月に市有形文化財に指定された。市が12年度から改修復元工事に着手、15年11月1日にオープンした。
 式典は、駒屋を運営するNPO法人「二川宿」の前田弘孝理事長が進行。地域に住む親子らの華やかなダンスパフォーマンスで幕開けし、金田英樹副市長が「開館して毎年10万人がおみえになり、今年11月には来館者が約55万人を数えるまでに。二川宿は本陣や資料館、清明屋もあり、これだけ江戸時代の遺構が残っている場所もここしかないのでは。これからもぜひ、地域の財産を活用し、地域の発展へのお力添えを」などとあいさつした。
 来賓紹介後、地元デザイン書道作家の鈴木愛さんによるライブパフォーマンスがあり、鈴木さんは1・8×2・2㍍の金色の用紙に朱色で「祝」、白色で「5th」などと書き、上から黒で大きく「駒」の1字を勢いよくしたためた。「金色の紙に書くのは初めて。『駒』の字は馬車に見立てて書いた。この馬車で、世界中からお客さんが駒屋に来てくれたら」と鈴木さんは説明、書は来年の成人式過ぎまで離れ座敷に展示されるという。
 この日は離れ座敷でワークショップなどもあり、市内外から来た家族連れなどを楽しませた。
 節目を迎え、三世善徳館長は「駆け抜けてきた5年間。多くの人に来ていただきありがたい。今後も催しに参加してもらうなど、歴史的な建物を多くの人に知ってもらい、ご利用いただきたい」と話していた。
【田中博子】

自身がしたためた書の説明をする鈴木さん=いずれも商家「駒屋」で
自身がしたためた書の説明をする鈴木さん=いずれも商家「駒屋」で
あいさつする金田副市長
あいさつする金田副市長
地元住民らのダンスパフォーマンス
地元住民らのダンスパフォーマンス

カテゴリー:社会・経済

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