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刑務所作業製品を展示販売

豊橋支所の作業製品を手に販売会をPRする吉川支所長㊨と藤田さん=田園で
豊橋支所の作業製品を手に販売会をPRする吉川支所長㊨と藤田さん=田園で
多彩な刑務所作業製品が並ぶ
多彩な刑務所作業製品が並ぶ

売り上げの一部は犯罪被害者のために

 新型コロナウイルス禍の中でも街は歳末を迎えている。豊橋市内の各地で人々が善意を寄せ合う動きが始まった。
 全国各地の刑務所で作られる革製品や布製品、木工品などを並べる「刑務所作業製品委託販売」が25日から29日まで、豊橋市馬見塚町のギャラリー茶房「田園」で開かれる。名古屋刑務所豊橋刑務支所をはじめ、北海道から九州までの27施設による115点を展示販売する。
 例年、刑務作業の重要性や現状などを広く周知する目的で、全国各地で刑務所作業品を販売する「矯正展」が開かれているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が激減している。今回は、長年保護司を務め、店でも作業製品販売会を開いたことがある田園の藤田恵美子さんの協力で、販売会の開催が実現した。
 会場には豊橋刑務支所が製作した花柄ステンドグラスのキャンドル入れやメモをはじめ、人気の高い汚れ落とし「ブルースティック」(横須賀)、道産材のつみき(札幌)、マル獄ロゴの前掛け(函館少年)、木馬(姫路少年)など、バラエティーに富んだ品々がずらり。しっかりした作りと手頃な価格で人気を呼びそうだ。
 「受刑者が一生懸命作っている製品。作業の安定供給のためと、売り上げの一部は犯罪被害者のための活動にも使っていただく流れになっている。趣旨を知ってもらい、良い物があったらお求めいただきたい」と吉川泰弘支所長は呼びかける。問い合わせは田園(0532・33・5955)へ。
【田中博子】

売り上げの一部は犯罪被害者のために

 新型コロナウイルス禍の中でも街は歳末を迎えている。豊橋市内の各地で人々が善意を寄せ合う動きが始まった。
 全国各地の刑務所で作られる革製品や布製品、木工品などを並べる「刑務所作業製品委託販売」が25日から29日まで、豊橋市馬見塚町のギャラリー茶房「田園」で開かれる。名古屋刑務所豊橋刑務支所をはじめ、北海道から九州までの27施設による115点を展示販売する。
 例年、刑務作業の重要性や現状などを広く周知する目的で、全国各地で刑務所作業品を販売する「矯正展」が開かれているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が激減している。今回は、長年保護司を務め、店でも作業製品販売会を開いたことがある田園の藤田恵美子さんの協力で、販売会の開催が実現した。
 会場には豊橋刑務支所が製作した花柄ステンドグラスのキャンドル入れやメモをはじめ、人気の高い汚れ落とし「ブルースティック」(横須賀)、道産材のつみき(札幌)、マル獄ロゴの前掛け(函館少年)、木馬(姫路少年)など、バラエティーに富んだ品々がずらり。しっかりした作りと手頃な価格で人気を呼びそうだ。
 「受刑者が一生懸命作っている製品。作業の安定供給のためと、売り上げの一部は犯罪被害者のための活動にも使っていただく流れになっている。趣旨を知ってもらい、良い物があったらお求めいただきたい」と吉川泰弘支所長は呼びかける。問い合わせは田園(0532・33・5955)へ。
【田中博子】

豊橋支所の作業製品を手に販売会をPRする吉川支所長㊨と藤田さん=田園で
豊橋支所の作業製品を手に販売会をPRする吉川支所長㊨と藤田さん=田園で
多彩な刑務所作業製品が並ぶ
多彩な刑務所作業製品が並ぶ

カテゴリー:社会・経済

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