コロナ新規陽性者 県内199人、豊橋は13人

　県は８日、新たに１９９人の新型コロナウイルス陽性を確認したと発表した。１人は再感染。15日連続で１００人を超えている。「第３波」の火曜の数字としては過去最多。グーグルの予測では、月末に向けてさらに陽性者が増えるとしており、厳重な警戒が必要だ。
　１９９人の管轄保健所別内訳は、県管轄が86人（再感染１人含む）、名古屋市が85人、豊橋市が13人、岡崎市が10人、豊田市が５人。豊橋市は10代、20代、60代の各１人と、30代と80代の各２人、40代と50代の各３人で、男性５人、女性８人。８人はすでに陽性と判明した人の濃厚接触者として保健所から自宅待機を指示されたか、知人が陽性と知り、自発的に検査を受けた。
　一方、７日に陽性と発表された１１１人の地域別内訳は、名古屋市が64人。東三河は豊橋市がゼロで、蒲郡市の20代男性の陽性が報告された。年代別内訳は20代が32人、30代が16人、40代、50代、60代が各11人など。
　10月21日から12月７日までの「第３波」の陽性者は５６７１人となった。70代以上の割合は12・６％、感染経路不明者は46・２％。
　この期間の重症か中等症の患者の割合は11・０％。死者は２人増えて１３４人となった。
　７日現在の入院は４２１人、入院調整は13人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２４３人、自宅療養は１１０２人。
　グーグルが提供している都道府県別の感染の広がりの今月４日現在の予測によると、31日には県内で１日あたり８３５人の陽性者が判明するとしている。
【山田一晶】