コロナ新規陽性者 県内206人、豊橋は1人

　県は12日、新たに２０６人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再び２００人を上回り、１００人超は19日連続。依然として厳しい状況が続いているとして、県は「厳重警戒」「第３波」を意識するよう求めている。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が85人、名古屋市が１０７人、豊橋市が１人、岡崎市が９人、豊田市が４人。豊橋市は70代女性で、すでに陽性と判明した人の濃厚接触者で、保健所が自宅待機を要請していた。
　一方、11日に陽性と発表された１９６人の地域別内訳は名古屋市が79人。東三河は豊橋市の３人と、豊川市の80代女性（豊川市民病院の集団感染由来）と蒲郡市の10代男性、新城市の10代男性、20代女性、50代女性。新城の３人は感染経路不明。年代別内訳は20代が44人、50代が29人、30代が24人など。
　県が７日間の平均値で示す最新の指標によると、新規陽性者数は１９７・３人（危険）、入院患者数は４４６・１人（厳重警戒）、陽性率９・４％（警戒）、重症者数28・３人（危険）となっている。
　10月21日から12月11日までの「第３波」の陽性者は６５５２人となった。70代以上の割合は13・０％、感染経路不明者は46・０％。
　この期間の重症、軽症の患者の割合は10・９％。死者は２人増えて１４２人となった。
　１１日現在の入院は４６９人、入院調整は13人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２７６人、自宅療養は１１０９人。
【山田一晶】