コロナ新規陽性者 県内160人、豊橋は6人

　県は20日、新たに１６０人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。14日以来、６日ぶりに２００人を下回ったが、１００人超は27日連続となっている。大村秀章知事はこの日、オンラインで全国知事会議に出席。「医療機関支援への国による財政措置」「Ｇｏ　Ｔｏ　キャンペーン事業の１月12日以降の対応方針の早期提示」「ワクチン接種に関する具体的な事業計画などの早期提示」を要請した。
　１６０人の管轄保健所別内訳は、県管轄が72人、名古屋市が77人、豊橋市が６人、岡崎市が２人、豊田市が３人。豊橋市は10代男女各１人、20代男性１人、50代、60代の女性各１人、80代男性１人。５人はすでに陽性と判明している人の濃厚接触者。
　一方、19日に陽性と発表された２３０人の地域別内訳は、名古屋市が86人。東三河は豊橋市の16人、新城市の２人のほか、豊川市が10歳未満の男女各１人、20代女性２人、40代女性１人、80代男性１人で１人は豊川市民病院由来、３人は濃厚接触者。また田原市はいずれも男性で20代１人、70代２人。濃厚接触者は１人。
　２３０人の年代別内訳は20代が52人、30代と40代が各31人、50代が24人、70代が23人など。
　県が７日間の平均値で示す最新の指標によると、新規陽性者数は２０６・０人（危険）、入院患者数は５１９・０人（同）、陽性率８・３％（警戒）、重症者数３４・１人（危険）となり、陽性率を除くと「危険」領域になっている。
　10月21日から12月19日までの「第３波」の陽性者は８２００人となった。70代以上の割合は13・８％、感染経路不明者は44・９％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は10・６％とさらに下がった。死者は２人増えて１５８人になった。
　19日現在の入院は５１９人、入院調整は10人、軽症か無症状の人向けの施設入所２３８人、自宅療養は１２３１人。
【山田一晶】