コロナ新規陽性者 県内92人、豊橋は6人

　県は21日、新たに92人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。一日あたりの数字が１００人を下回るのは11月23日以来、28日ぶり。ただ、月曜の数字は低くなるため、県は引き続き厳重な感染防止対策を取るよう呼びかけている。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が32人、名古屋市が35人、豊橋市が６人、岡崎市が６人、豊田市が13人。豊橋市は２人が死亡後、陽性者として発表された。50代と80代の男性でいずれもこの日に亡くなった。基礎疾患はなかったという。市内の死者は６人となった。
　その他の４人はいずれも女性で20代、30代、50代、80代。３人はクラスター（感染者集団）が発生している市内医療機関の関係者としてＰＣＲ検査を実施、陽性と判明した。
　一方、20日に陽性と発表された１６０人の地域別内訳は名古屋市が77人。東三河は豊橋市の６人と、豊川市の20代男性、50代女性、新城市の10代女性。豊川市の男性と新城市の女性はすでに陽性と判明している人の濃厚接触者。
　10月21日から12月21日までの「第３波」の陽性者は８３６０人となった。ただ、年代別内訳、感染経路不明者数、重症、中等症の患者の割合について、名古屋市が21日午後５時現在で統計を出していないため、県全体の集計も発表されなかった。死者は５人増えて１６３人となっている。
　20日現在の入院は５３１人、入院調整は８人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２２１人、自宅療養は１３３２人。
【山田一晶】