文字の大きさ

新たに「とよはしの匠」3人認定

認定証を受けた戸澤さん、百合嶋さん、土井さん(左から)=豊橋市役所で
認定証を受けた戸澤さん、百合嶋さん、土井さん(左から)=豊橋市役所で
認定された人と受賞作品を紹介するパネル展
認定された人と受賞作品を紹介するパネル展

 豊橋市は24日、今年度の「とよはしの匠」として認定した3人に認定証手渡した。とよはしの匠は「くすのき賞(機械工作)」が工作機械メーカー「西島」の戸澤秀夫さん(79)、「つつじ賞(建築など)」は左官業「T・Y・G百合嶋業務店」取締役の百合嶋薫さん(50)、若手技術者の「明日の匠」は建設会社「アイセツ」社員の土井大介さん(42)が選ばれた。
 1998年度に創設の認定制度。市内で、ものづくりに携わる卓越した技能者を選ぶ。
 戸澤さんは中学卒業後63年間、西島で働き、高速切断機の開発、製品化まで携わった。機械組み立てのノウハウを中心に高い技術や技能を持ち、後進の育成に取り組んでいることが評価された。
 百合嶋さんは技能インストラクターとしても活躍し、神社仏閣、旧家の維持や復元などに欠かせない技を持つ。東三河左官業組合役員として小学生向けの体験学習、外国人技能実習生への指導を実施していることがたたえられた。
 土井さんは溶接管理技術者資格、大型鉄骨溶接時に生じるひずみを補正するノウハウを持つなど優れた能力が認められた。
 3人を代表し、戸澤さんは「認定証を受けたことを両親だけでなく、組立工として長年育ててくれた会社に感謝します」と話した。
 一方、今年度高校生技術アイデア賞の表彰式もあり、作品部門最優秀賞の中山成史さん(豊田工専2年)、優秀賞の県立豊川工業3年鷺坂裕矢さんらを表彰した。
 パネル展を来年1月8日まで市役所東館1階で開いている。
【安藤聡】

 豊橋市は24日、今年度の「とよはしの匠」として認定した3人に認定証手渡した。とよはしの匠は「くすのき賞(機械工作)」が工作機械メーカー「西島」の戸澤秀夫さん(79)、「つつじ賞(建築など)」は左官業「T・Y・G百合嶋業務店」取締役の百合嶋薫さん(50)、若手技術者の「明日の匠」は建設会社「アイセツ」社員の土井大介さん(42)が選ばれた。
 1998年度に創設の認定制度。市内で、ものづくりに携わる卓越した技能者を選ぶ。
 戸澤さんは中学卒業後63年間、西島で働き、高速切断機の開発、製品化まで携わった。機械組み立てのノウハウを中心に高い技術や技能を持ち、後進の育成に取り組んでいることが評価された。
 百合嶋さんは技能インストラクターとしても活躍し、神社仏閣、旧家の維持や復元などに欠かせない技を持つ。東三河左官業組合役員として小学生向けの体験学習、外国人技能実習生への指導を実施していることがたたえられた。
 土井さんは溶接管理技術者資格、大型鉄骨溶接時に生じるひずみを補正するノウハウを持つなど優れた能力が認められた。
 3人を代表し、戸澤さんは「認定証を受けたことを両親だけでなく、組立工として長年育ててくれた会社に感謝します」と話した。
 一方、今年度高校生技術アイデア賞の表彰式もあり、作品部門最優秀賞の中山成史さん(豊田工専2年)、優秀賞の県立豊川工業3年鷺坂裕矢さんらを表彰した。
 パネル展を来年1月8日まで市役所東館1階で開いている。
【安藤聡】

認定証を受けた戸澤さん、百合嶋さん、土井さん(左から)=豊橋市役所で
認定証を受けた戸澤さん、百合嶋さん、土井さん(左から)=豊橋市役所で
認定された人と受賞作品を紹介するパネル展
認定された人と受賞作品を紹介するパネル展

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR