コロナ新規陽性者 県内246人、豊橋は27人

　県は23日、新たに２４６人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。２００人超は５日連続。陽性者は減少傾向にあるが、入院患者が７００人を上回る状況が続いている。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が95人、名古屋市が１０１人、豊橋市が27人、岡崎市が８人、豊田市が15人。豊橋市は10代男性１、20代男性２、20代女性８、30代女性７、40代女性３、50代男性２、50代女性１、60代男性１、60代女性１、70代女性１。このうち15人が濃厚接触者か知人が陽性と知って自発的に検査を受けていた。９人が軽症で、残りは無症状。３人が軽症か無症状の人向けの宿泊施設に入所する予定。
　一方、22日に陽性と発表された２４６人の地域別内訳は、東三河は豊橋市の24人のほかに、豊川市が10歳未満女児１、10代男性１、20代男性１、30代男性２、30代女性１、40代女性１、70代男性１（計８人）▽蒲郡市が10代女性１、50代男性１、60代男性１、70代女性１▽新城市が10歳未満男児１。３市計13人のうち、濃厚接触者は11人だった。
　年代別内訳は、50代が38人、40代が36人、20代が32人、70代が27人など。70代以上の割合は26・４％だった。
　過去７日間の平均で示す県の指標によると、新規陽性者は２４２・６人（厳重警戒）、入院患者は７２８・０人（危険）、重症者は56・３人（危険）、新規陽性者のうち高齢者は45・０人（危険）。14日現在の陽性率は８・８％（警戒）となっている。
　昨年10月21日から１月22日までの第３波の陽性者は１万６６６０人となった。70代以上の割合は16・１％、感染経路不明者は43・３％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は10・７％。死者は５人増えて３５４人となった。
　22日現在の入院は７１５人、入院調整は25人、軽症か無症状の人向けの施設入所は３０３人、自宅療養は２０１０人。
【山田一晶】