コロナ新規陽性者 県内164人、豊橋は13人

　県は24日、新たに１６４人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。６日ぶりに２００人を下回った。緊急事態宣言は残り２週間となり、このまま減少傾向が維持できるのかが注目される。
　１６４人の管轄保健所別内訳は、県管轄が71人、名古屋市が72人、豊橋市が13人、岡崎市が６人、豊田市が２人。豊橋市は10歳未満男児１、20代女性２、30代女性１、40代男性３、40代女性１、50代女性１、60代女性１、70代男性２、70代女性１。５人が濃厚接触者だった。中等症が１人、軽症が７人。また市は、東部環境センターの職員１人が陽性と判定されたと発表した。ただ、センター内での感染ではないため、クラスター（感染者集団）の人数には含まないという。
　一方、23日に陽性と発表された２４６人の地域別内訳は、豊橋市の27人のほかに、豊川市が30代男性３、30代女性１、40代女性１、50代男性２、60代男性２、60代女性１、90代女性２（計12人）▽蒲郡市が20代男性１、40代女性１、80代男性１。２市計15人のうち、濃厚接触者は９人。
　年代別内訳は、40代が37人、30代が36人、20代が35人など。70代以上の割合は19・１％。
　７日間の平均でみる県の指標によると、新規陽性者は２３１・７人（厳重警戒）、入院患者は７３０・０人（危険）、重症者は57・１人（危険）、新規陽性者のうちの高齢者は46・４人（危険）となっている。
　昨年10月21日から１月23日までの第３波の陽性者は１万６９０６人となった。70代以上の割合は16・１％、感染経路不明者は43・２％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は10・７％。死者は４人増えて３５８人となった。
　23日現在の入院は６９４人、入院調整は24人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２２９人、自宅療養は１９６４人。
【山田一晶】