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緊急事態宣言 1カ月程度延長へ

緊急事態宣言 1カ月程度延長へ
緊急事態宣言 1カ月程度延長へ
緊急事態宣言 1カ月程度延長へ

 政府は、7日が期限の緊急事態宣言について、感染症の専門家による委員会に2日にも諮問し、宣言の扱いを判断する方針を固めた。NHKなどが報じた。医療体制が依然として逼迫(ひっぱく)していることなどから、宣言を延長する方向で調整している。
 現在、県内をはじめ東京都や大阪府、岐阜県など11都府県に出ている緊急事態宣言は、今月7日に期限を迎える。県内でも直近1週間の新規陽性者数は前週と比べて減少傾向にあるが、重症化するリスクの高い高齢者の割合は増加している。このため、政府は7日が期限の宣言を1カ月程度、延長する見通しだ。
 また大村秀章知事は1日の定例記者会見で、入院患者数が減っていないとして、解除は厳しい状況だという認識を示した。
 大村知事は「ここ1カ月の状況を見ると、新規陽性者は第1週で400人台、第2週で300人台だったが、今は新たな陽性者数が右肩下がりになっているのは確かだ」などと述べた。ただ「冬の厳しい気候の中で中等症以上になる人も多く、入院患者の数がなかなか減っていない」と指摘した。
 そのうえで、県の基準では「ステージ3」は入院患者が500人未満になる必要があるが「現在は700人超。ここ数日で200人以上の入院患者を減らすのは難しいのではないか」などと話した。
 そして土日の陽性者数などを分析して情勢を判断するとし「医療の逼迫度合いを考えると、なかなか厳しい状況だ。国ともしっかり協議し、県の感染状況を率直に伝えたい」と語った。
(後藤康之)

コロナ新規陽性者 豊橋は12人、累計1000人

 県は1日、新たに80人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染1人を含む。新規陽性者が2桁となるのは1月25日の89人以来、1週間ぶり。大村知事は「減少傾向だが、昨日現在の7日間平均の入院患者数が734人で過去最多となっており、厳しい状況だ」として、引き続き不要不急の外出自粛などを求めた。
 管轄保健所別内訳は、県管轄が24人(再感染1)、名古屋市が26人、豊橋市が12人、岡崎市が8人、豊田市が10人。豊橋市は10代男性1、20代男性1、20代女性1、30代男性1、40代男性1、50代男性2、60代男性3、70代女性1、80代男性1。4人が濃厚接触者か知人が陽性と知って自発的に検査を受けた。中等症が1人、軽症が9人。これで市内の陽性者は1000人となった。
 一方、1月31日に陽性と発表された121人の地域別内訳は、東三河は豊橋市の15人のほかに、蒲郡市が80代女性1▽新城市が10代女性1-だった。いずれも濃厚接触者。豊川市で陽性者が発表されなかったのは1月4日以来28日ぶり。
 年代別内訳は30代が20人、20代が19人など。70代以上の割合は24・7%だった。
 7日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は169・3人(厳重警戒)、入院患者は734・1人(危険)、重症者は61・9人(危険)、新規陽性者のうちの高齢者は45・6人(危険)となっている。
 昨年10月21日から1月31日までの第3波の陽性者は1万8255人となった。70代以上の割合は16・9%、感染経路不明者は42・7%
 この期間の重症、中等症の患者の割合は11・0%。死者は4人増えて400人となった。
 1月31日現在の入院は713人、入院調整は23人、軽症か無症状の人向けの施設入所は216人、自宅療養は1342人。
【山田一晶】

 政府は、7日が期限の緊急事態宣言について、感染症の専門家による委員会に2日にも諮問し、宣言の扱いを判断する方針を固めた。NHKなどが報じた。医療体制が依然として逼迫(ひっぱく)していることなどから、宣言を延長する方向で調整している。
 現在、県内をはじめ東京都や大阪府、岐阜県など11都府県に出ている緊急事態宣言は、今月7日に期限を迎える。県内でも直近1週間の新規陽性者数は前週と比べて減少傾向にあるが、重症化するリスクの高い高齢者の割合は増加している。このため、政府は7日が期限の宣言を1カ月程度、延長する見通しだ。
 また大村秀章知事は1日の定例記者会見で、入院患者数が減っていないとして、解除は厳しい状況だという認識を示した。
 大村知事は「ここ1カ月の状況を見ると、新規陽性者は第1週で400人台、第2週で300人台だったが、今は新たな陽性者数が右肩下がりになっているのは確かだ」などと述べた。ただ「冬の厳しい気候の中で中等症以上になる人も多く、入院患者の数がなかなか減っていない」と指摘した。
 そのうえで、県の基準では「ステージ3」は入院患者が500人未満になる必要があるが「現在は700人超。ここ数日で200人以上の入院患者を減らすのは難しいのではないか」などと話した。
 そして土日の陽性者数などを分析して情勢を判断するとし「医療の逼迫度合いを考えると、なかなか厳しい状況だ。国ともしっかり協議し、県の感染状況を率直に伝えたい」と語った。
(後藤康之)

コロナ新規陽性者 豊橋は12人、累計1000人

 県は1日、新たに80人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染1人を含む。新規陽性者が2桁となるのは1月25日の89人以来、1週間ぶり。大村知事は「減少傾向だが、昨日現在の7日間平均の入院患者数が734人で過去最多となっており、厳しい状況だ」として、引き続き不要不急の外出自粛などを求めた。
 管轄保健所別内訳は、県管轄が24人(再感染1)、名古屋市が26人、豊橋市が12人、岡崎市が8人、豊田市が10人。豊橋市は10代男性1、20代男性1、20代女性1、30代男性1、40代男性1、50代男性2、60代男性3、70代女性1、80代男性1。4人が濃厚接触者か知人が陽性と知って自発的に検査を受けた。中等症が1人、軽症が9人。これで市内の陽性者は1000人となった。
 一方、1月31日に陽性と発表された121人の地域別内訳は、東三河は豊橋市の15人のほかに、蒲郡市が80代女性1▽新城市が10代女性1-だった。いずれも濃厚接触者。豊川市で陽性者が発表されなかったのは1月4日以来28日ぶり。
 年代別内訳は30代が20人、20代が19人など。70代以上の割合は24・7%だった。
 7日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は169・3人(厳重警戒)、入院患者は734・1人(危険)、重症者は61・9人(危険)、新規陽性者のうちの高齢者は45・6人(危険)となっている。
 昨年10月21日から1月31日までの第3波の陽性者は1万8255人となった。70代以上の割合は16・9%、感染経路不明者は42・7%
 この期間の重症、中等症の患者の割合は11・0%。死者は4人増えて400人となった。
 1月31日現在の入院は713人、入院調整は23人、軽症か無症状の人向けの施設入所は216人、自宅療養は1342人。
【山田一晶】

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カテゴリー:社会・経済

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