ネットポイントで寄付

　乳製品、乳酸菌飲料の販売、宅配を手掛ける東三河ヤクルト販売（豊橋市、高橋豊彦社長）が、新たな社会貢献型サービスを始める。インターネットサイトの買い物ポイントを、東三河の行政や社会貢献活動に取り組む団体に寄付でき、事業や活動など“地域の力”に役立てられる。
　同社は４月５日、インターネットサイト「おもやいっこステーション」を開設。東三河を中心にした生産者が作った体に優しい安全安心な商品を用意する。
　購入すると、商品価格の０・５％が寄付ポイント（１ポイント１円）となり、年１回、たまったポイントを東三河の自治体や団体を選んで寄付ができる仕組み。
　サイトは現在、プレオープン中。寄付先は登録制になり、自治体は当面、東三河の豊橋市など５市とし、団体は公益性が高いなどのＮＰＯ法人、ボランティア団体などにする。購入した商品はヤクルトスタッフの配達や、宅配便で届けられる。
　担当者は「『ここに住みたい』『魅力ある地域』と思ってもらえる東三河地域にしていくための気持ちから考えたのが、おもやいっこステーション」と説明。
　高橋社長も「買い物で社会貢献ができる。活動している人たちの元気につながり、寄付文化を知ってもらうきっかけにもなれば」と話している。
　問い合わせは東三河ヤクルト販売（０５３２・31・８９６０）へ。サイトはｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｏｍｏｙａｉｋｋｏ．ｃｏｍ／（中村晋也）