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コロナワクチン接種の日程 豊橋市が公表

豊橋市内での接種スケジュールを説明する職員=市役所で
豊橋市内での接種スケジュールを説明する職員=市役所で

 豊橋市は9日、新型コロナウイルスワクチン接種について、開始までの大まかな日程など公表した。優先順位の高い65歳以上の高齢者への接種は4月以降を予定する。医療機関ごとにできる個別接種を中心に進める考えだ。3月からは市民からの相談体制も整える。
 接種方法について市感染症対策室では、市医師会の協力で対応可能な医療機関を増やすことが前提と説明した。医師や看護師の確保、会場の感染対策などが負担となる集団接種は補完的な手段にとどめたいという。
 接種に先駆け、3月1日から市民向け相談窓口とコールセンターを開設する。接種の問い合わせやクーポン券の紛失に伴う再発行に応じる。運営は人材派遣などの外部事業者に委託する。
 3月中旬以降に高齢者にクーポン券を郵送、接種の説明や方法に関する案内文も同封する。それ以降は、基礎疾患のある人に続き一般接種となるが、時期は未定。ワクチン流通状況や国の方針で随時変更も想定する。
 解凍後のワクチンは、ドライアイスの入れ替えによって10日間程度の保管が可能。2~3月中に保管用冷凍庫が2台ずつ届く予定で、その後も順次増える。保管拠点から、医療機関や集団接種会場向けに小分けして発送する。
 東三河では、医療機関が比較的多い豊橋市や豊川市などが個別接種を中心に進めたい考えだ。今後は、医師会の協力で接種できる医療機関を増やしていく。
 一方、新城市や田原市は個別対応できる医療機関そのものが少なく、集団接種の比率が高まることも想定している。
 田原市は、内科を中心に21の医療機関に協力を求める。「個別接種が望ましいが、医療機関が少なく、集団接種との併用が現実的」と話す。蒲郡市も個別接種可能な医療機関を確認中だ。
 各自治体の担当者からは「まだ確定的な情報がない」「自治体へ丸投げのようにも感じる」なとの困惑した声も出た。
【加藤広宣】

 豊橋市は9日、新型コロナウイルスワクチン接種について、開始までの大まかな日程など公表した。優先順位の高い65歳以上の高齢者への接種は4月以降を予定する。医療機関ごとにできる個別接種を中心に進める考えだ。3月からは市民からの相談体制も整える。
 接種方法について市感染症対策室では、市医師会の協力で対応可能な医療機関を増やすことが前提と説明した。医師や看護師の確保、会場の感染対策などが負担となる集団接種は補完的な手段にとどめたいという。
 接種に先駆け、3月1日から市民向け相談窓口とコールセンターを開設する。接種の問い合わせやクーポン券の紛失に伴う再発行に応じる。運営は人材派遣などの外部事業者に委託する。
 3月中旬以降に高齢者にクーポン券を郵送、接種の説明や方法に関する案内文も同封する。それ以降は、基礎疾患のある人に続き一般接種となるが、時期は未定。ワクチン流通状況や国の方針で随時変更も想定する。
 解凍後のワクチンは、ドライアイスの入れ替えによって10日間程度の保管が可能。2~3月中に保管用冷凍庫が2台ずつ届く予定で、その後も順次増える。保管拠点から、医療機関や集団接種会場向けに小分けして発送する。
 東三河では、医療機関が比較的多い豊橋市や豊川市などが個別接種を中心に進めたい考えだ。今後は、医師会の協力で接種できる医療機関を増やしていく。
 一方、新城市や田原市は個別対応できる医療機関そのものが少なく、集団接種の比率が高まることも想定している。
 田原市は、内科を中心に21の医療機関に協力を求める。「個別接種が望ましいが、医療機関が少なく、集団接種との併用が現実的」と話す。蒲郡市も個別接種可能な医療機関を確認中だ。
 各自治体の担当者からは「まだ確定的な情報がない」「自治体へ丸投げのようにも感じる」なとの困惑した声も出た。
【加藤広宣】

豊橋市内での接種スケジュールを説明する職員=市役所で
豊橋市内での接種スケジュールを説明する職員=市役所で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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