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田原市がワクチン集団接種へ看護師募集

予診票と接種券の様式イメージ(日本医師会ホームページより)
予診票と接種券の様式イメージ(日本医師会ホームページより)

 米製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンが14日にも正式承認される見通しだ。医療従事者に続く高齢者の接種へ向けてワクチン流通と並行し、各地で体制づくりが急がれている。医療機関が少ない田原市は、集団接種を軸に進める方針で、看護師の臨時募集に入った。
 市内には個別接種に対応できる医療機関は最大21しかない。国の方針も固まっておらず、日程や会場選定など工程管理も薄氷を踏む思いだ。
 その一方、会場で作業を担う看護師の確保は急務だ。准看護師を含め19日まで募り、3月中に登録者説明会と模擬訓練を終えるという。
 接種開始の4月から9月末までの期間で、市は総勢40人を確保したい考えだ。併せて医療機関への協力も要請し、現役の看護師も含めた人材確保を図る。
 募集要項によると、勤務体系は①土曜日午後2~6時②日曜と祝日の午前9時~午後1時③同午後2~6時④平日の午前か午後-のいずれか。土、日曜と祝日の時間帯を中心に募る。高齢者施設などは巡回も想定しているという。
 ファイザー製ワクチンは12日午前に第1便が到着した。医療従事者に続く高齢者の接種は4月から。1月時点で市内の対象は1万8300人。
 3月には高齢者に案内文と接種券(2回)、問診のための「予診票」が郵送される。事前記入した予診票を会場で提出して医師の判断を仰ぐ。
 ワクチン流通状況を見ながら、会場確保や予約受け付け、接種者の割り当てや2回接種の管理などは自治体が担う。市健康課は「今後の工程に関しては未定」といい、国の方針決定を待つ。
【加藤広宣】

 米製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンが14日にも正式承認される見通しだ。医療従事者に続く高齢者の接種へ向けてワクチン流通と並行し、各地で体制づくりが急がれている。医療機関が少ない田原市は、集団接種を軸に進める方針で、看護師の臨時募集に入った。
 市内には個別接種に対応できる医療機関は最大21しかない。国の方針も固まっておらず、日程や会場選定など工程管理も薄氷を踏む思いだ。
 その一方、会場で作業を担う看護師の確保は急務だ。准看護師を含め19日まで募り、3月中に登録者説明会と模擬訓練を終えるという。
 接種開始の4月から9月末までの期間で、市は総勢40人を確保したい考えだ。併せて医療機関への協力も要請し、現役の看護師も含めた人材確保を図る。
 募集要項によると、勤務体系は①土曜日午後2~6時②日曜と祝日の午前9時~午後1時③同午後2~6時④平日の午前か午後-のいずれか。土、日曜と祝日の時間帯を中心に募る。高齢者施設などは巡回も想定しているという。
 ファイザー製ワクチンは12日午前に第1便が到着した。医療従事者に続く高齢者の接種は4月から。1月時点で市内の対象は1万8300人。
 3月には高齢者に案内文と接種券(2回)、問診のための「予診票」が郵送される。事前記入した予診票を会場で提出して医師の判断を仰ぐ。
 ワクチン流通状況を見ながら、会場確保や予約受け付け、接種者の割り当てや2回接種の管理などは自治体が担う。市健康課は「今後の工程に関しては未定」といい、国の方針決定を待つ。
【加藤広宣】

予診票と接種券の様式イメージ(日本医師会ホームページより)
予診票と接種券の様式イメージ(日本医師会ホームページより)

カテゴリー:社会・経済

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