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県内4医療機関でコロナワクチン接種が始まる

新型コロナワクチンを先行接種する職員=豊橋医療センターで
新型コロナワクチンを先行接種する職員=豊橋医療センターで
先行接種を受ける長谷川院長=名古屋医療センターで
先行接種を受ける長谷川院長=名古屋医療センターで

 新型コロナウイルスワクチン接種が19日、県内の4医療機関で始まった。豊橋市の国立病院機構豊橋医療センター(飯村町)では、希望する職員に、米ファイザー製のワクチンが打たれた。4月上旬までの2回で約300人に、その後は残る職員に順次接種する。
 豊橋医療センターではこの日、休棟中病棟の会場で、恵美宣彦院長(65)ら医師や看護師など12人が接種を受けた。
 予診票をもとに担当医の問診を受け、腕に対し針をほぼ垂直に刺す「筋肉注射」と呼ばれる方法でワクチン3㍉㍑を注入した。接種後は観察のため隣室で15~30分待機。アナフィラキシーショックなどに備え、救急カードを配るなどの対応もとった。
 先行接種では職員約500人に希望を確認のうえ、63%にあたる約300人に先行接種する。部署ごとに偏らないよう選び、接種後の発熱など副反応がないか経過観察する。
 零下75度の専用冷凍庫1台でワクチンを保管し、今後3週間にわたり1日20~30人に接種する。4月上旬の第2回終了の後、アレルギー保持者らを除くすべての職員を対象に接種を始める。
 最初に受けた恵美院長は「接種量も少なく痛みもほとんど感じなかった。不安が付きまとうが、希望する人に正しく助言したい。ワクチン効果で感染が減ってくれたら」と期待した。
 副看護師長の松尾香那さん(33)は「インフルエンザ予防接種の方が痛かった。抗体ができ、周囲に『これなら安心』と伝えたい」と語った。
【加藤広宣】

 名古屋市中区の名古屋医療センターでは医師、看護師ら1300人のうち、最初に希望した約800人が対象。初日は長谷川好規院長ら78人が接種を受けた。
 長谷川院長は「痛さは普通のインフルエンザの予防接種と同じ程度。体調の変化は特にない」と感想を述べた。そして「先行接種は副反応などの安全性のチェックが重要な役目。発熱や体調などを細かく記録し、安全性を伝えたい。特に医療機関や高齢者施設はクラスターの温床になりやすい。接種を受けたことで安心して医療に当たれる」などと語った。
 今後1日60~80人程度が接種を受ける
(後藤康之)

 新型コロナウイルスワクチン接種が19日、県内の4医療機関で始まった。豊橋市の国立病院機構豊橋医療センター(飯村町)では、希望する職員に、米ファイザー製のワクチンが打たれた。4月上旬までの2回で約300人に、その後は残る職員に順次接種する。
 豊橋医療センターではこの日、休棟中病棟の会場で、恵美宣彦院長(65)ら医師や看護師など12人が接種を受けた。
 予診票をもとに担当医の問診を受け、腕に対し針をほぼ垂直に刺す「筋肉注射」と呼ばれる方法でワクチン3㍉㍑を注入した。接種後は観察のため隣室で15~30分待機。アナフィラキシーショックなどに備え、救急カードを配るなどの対応もとった。
 先行接種では職員約500人に希望を確認のうえ、63%にあたる約300人に先行接種する。部署ごとに偏らないよう選び、接種後の発熱など副反応がないか経過観察する。
 零下75度の専用冷凍庫1台でワクチンを保管し、今後3週間にわたり1日20~30人に接種する。4月上旬の第2回終了の後、アレルギー保持者らを除くすべての職員を対象に接種を始める。
 最初に受けた恵美院長は「接種量も少なく痛みもほとんど感じなかった。不安が付きまとうが、希望する人に正しく助言したい。ワクチン効果で感染が減ってくれたら」と期待した。
 副看護師長の松尾香那さん(33)は「インフルエンザ予防接種の方が痛かった。抗体ができ、周囲に『これなら安心』と伝えたい」と語った。
【加藤広宣】

 名古屋市中区の名古屋医療センターでは医師、看護師ら1300人のうち、最初に希望した約800人が対象。初日は長谷川好規院長ら78人が接種を受けた。
 長谷川院長は「痛さは普通のインフルエンザの予防接種と同じ程度。体調の変化は特にない」と感想を述べた。そして「先行接種は副反応などの安全性のチェックが重要な役目。発熱や体調などを細かく記録し、安全性を伝えたい。特に医療機関や高齢者施設はクラスターの温床になりやすい。接種を受けたことで安心して医療に当たれる」などと語った。
 今後1日60~80人程度が接種を受ける
(後藤康之)

新型コロナワクチンを先行接種する職員=豊橋医療センターで
新型コロナワクチンを先行接種する職員=豊橋医療センターで
先行接種を受ける長谷川院長=名古屋医療センターで
先行接種を受ける長谷川院長=名古屋医療センターで

カテゴリー:社会・経済

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