やまむらさんの個展「蛙と兎の東海道五十三次」
豊橋市二川町の商家「駒屋」ギャラリーで、静岡県焼津市のイラストレーター、やまむらともよさんの個展「蛙(かえる)と兎(うさぎ)の東海道五十三次」が開かれている。21日まで。
1987年生まれで静岡文化芸術大学卒業。オリジナルキャラクター「かえるのる~くん」が人気を集め、地元での個展や商店街とのコラボにつなげたほか、焼津神社のお守りデザイン、絵本の作画など多様な活動を展開している。
東海道五十三次は、2015年に「静岡」をテーマにしたコンペティションで扱ったことを機に、シリーズ化を開始した。焼津を始点に宿場を東西に進んで取材、年間6枚ずつ作品化している。現在、小田原から岡崎までの30枚が完成した。
「二川」の取材で立ち寄った縁で、駒屋での個展が実現。広重の五十三次に描かれた場所を中心に、弥次喜多をイメージした蛙と兎が現在の各宿場を楽しむ姿を描いた作品を並べた。夜景の「沼津」、錦秋の芦ノ湖を描いた「箱根」、手筒花火を描いた「吉田」など。「二川」はもちろん、駒屋がモチーフだ。
「る~くんカフェ」に変身
期間中、蔵カフェが「かえるのる~くんカフェ」に変身。店内に愛らしい「る~くん」と仲間のイラストが飾られたほか、ランチョンマットやコースター、箸袋が「る~くん」柄になり、来店者を喜ばせる。「見た人に明るい気持ちになってもらえたら」とやまむらさんは語る。
【田中博子】
豊橋市二川町の商家「駒屋」ギャラリーで、静岡県焼津市のイラストレーター、やまむらともよさんの個展「蛙(かえる)と兎(うさぎ)の東海道五十三次」が開かれている。21日まで。
1987年生まれで静岡文化芸術大学卒業。オリジナルキャラクター「かえるのる~くん」が人気を集め、地元での個展や商店街とのコラボにつなげたほか、焼津神社のお守りデザイン、絵本の作画など多様な活動を展開している。
東海道五十三次は、2015年に「静岡」をテーマにしたコンペティションで扱ったことを機に、シリーズ化を開始した。焼津を始点に宿場を東西に進んで取材、年間6枚ずつ作品化している。現在、小田原から岡崎までの30枚が完成した。
「二川」の取材で立ち寄った縁で、駒屋での個展が実現。広重の五十三次に描かれた場所を中心に、弥次喜多をイメージした蛙と兎が現在の各宿場を楽しむ姿を描いた作品を並べた。夜景の「沼津」、錦秋の芦ノ湖を描いた「箱根」、手筒花火を描いた「吉田」など。「二川」はもちろん、駒屋がモチーフだ。
「る~くんカフェ」に変身
期間中、蔵カフェが「かえるのる~くんカフェ」に変身。店内に愛らしい「る~くん」と仲間のイラストが飾られたほか、ランチョンマットやコースター、箸袋が「る~くん」柄になり、来店者を喜ばせる。「見た人に明るい気持ちになってもらえたら」とやまむらさんは語る。
【田中博子】