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ワクチン接種体制で市長が「蒲郡モデル」発表

会見する鈴木市長=蒲郡市役所で
会見する鈴木市長=蒲郡市役所で

 蒲郡市は25日、市長記者会見を開いた。その中で、新型コロナウイルスワクチン接種体制について市独自の「蒲郡モデル」を発表した。
 市は2月頃に新型コロナワクチン接種に関する市民アンケート調査を実施。ウェブと街頭調査を合わせて3024人が回答した。また、医療機関の意向調査、コロナウイルス感染症の専門部会の意見を踏まえて判断した。
 市は「高齢者のワクチン接種」における優先順位として、重症化リスク軽減などの観点から高齢者施設の入所者から実施することに決定した。
 接種はワクチンの供給量などで変更する可能性があるが、25日現在で高齢者施設が5月上旬~6月、一般高齢者が5月下旬~7月。基礎疾患のある人は7月~9月、一般は7月~11月でスケジュールを想定。接種率75%を11月上旬に、90%を12月下旬頃を目標としている。
 個別接種は市内医療機関31カ所で実施予定で、かかりつけ医での体制を確保する。
 集団接種では市民病院をメイン拠点に、市保健医療センター、市内の三谷、蒲郡、形原、西浦の各温泉旅館などの民間施設、蒲郡商工会議所、ボートレース蒲郡で日程など調整する。
 市内の温泉旅館は大議室や宴会場の幅広いスペースを活用。また、会場までのシャトルバスを使い、交通手段を確保する。現在約10施設が関心を示している。
 集団の接種体制では高齢者向けデモンストレーションで実施した、椅子に座った方式を採用。移動回数、時間短縮など接種の負担軽減と利便性が高められスムーズになる。
 蒲郡モデルは、市民に寄り添う「がまピっと」と題して、情報発信、簡単予約を含めた4分野で取り組む。予約は市民アンケートの質問から「LINE」を利用して予約できるよう考えている。
 26日から市ホームページ上に専用特設サイト「蒲郡市新型コロナウイルスワクチン接種ガイド」を開設。入荷数、接種人数の情報発信や質問に対応する。
 鈴木寿明市長は「市民に寄り添う形で、できるだけ多くの人に安心して接種していだだきたい」と話した。
【林大二朗】

 蒲郡市は25日、市長記者会見を開いた。その中で、新型コロナウイルスワクチン接種体制について市独自の「蒲郡モデル」を発表した。
 市は2月頃に新型コロナワクチン接種に関する市民アンケート調査を実施。ウェブと街頭調査を合わせて3024人が回答した。また、医療機関の意向調査、コロナウイルス感染症の専門部会の意見を踏まえて判断した。
 市は「高齢者のワクチン接種」における優先順位として、重症化リスク軽減などの観点から高齢者施設の入所者から実施することに決定した。
 接種はワクチンの供給量などで変更する可能性があるが、25日現在で高齢者施設が5月上旬~6月、一般高齢者が5月下旬~7月。基礎疾患のある人は7月~9月、一般は7月~11月でスケジュールを想定。接種率75%を11月上旬に、90%を12月下旬頃を目標としている。
 個別接種は市内医療機関31カ所で実施予定で、かかりつけ医での体制を確保する。
 集団接種では市民病院をメイン拠点に、市保健医療センター、市内の三谷、蒲郡、形原、西浦の各温泉旅館などの民間施設、蒲郡商工会議所、ボートレース蒲郡で日程など調整する。
 市内の温泉旅館は大議室や宴会場の幅広いスペースを活用。また、会場までのシャトルバスを使い、交通手段を確保する。現在約10施設が関心を示している。
 集団の接種体制では高齢者向けデモンストレーションで実施した、椅子に座った方式を採用。移動回数、時間短縮など接種の負担軽減と利便性が高められスムーズになる。
 蒲郡モデルは、市民に寄り添う「がまピっと」と題して、情報発信、簡単予約を含めた4分野で取り組む。予約は市民アンケートの質問から「LINE」を利用して予約できるよう考えている。
 26日から市ホームページ上に専用特設サイト「蒲郡市新型コロナウイルスワクチン接種ガイド」を開設。入荷数、接種人数の情報発信や質問に対応する。
 鈴木寿明市長は「市民に寄り添う形で、できるだけ多くの人に安心して接種していだだきたい」と話した。
【林大二朗】

会見する鈴木市長=蒲郡市役所で
会見する鈴木市長=蒲郡市役所で

カテゴリー:社会・経済

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