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田原の免々田川の竹炭を交換

クレーンを使っての竹炭引き上げ
クレーンを使っての竹炭引き上げ

 「免々田川を守る会」などが、田原市福江町の県立福江高校近くにある水神橋から上流約2㌔の川中に設置されている竹炭を交換し、河川の清浄化に努めた。
 5月末~6月上旬にかけて、川にゲンジボタルが姿を見せる。以前は上流にしか現れなかったが、同会の木村春雄代表ら有志が2004年頃から始めた川の保全・清浄化活動が実を結び、水生ホタル幼虫の餌となるカワニナが下流に生息域を広げるとともに、ゲンジボタルもやってくるようになったという。
 会のメンバーほか、「清田・福江まちづくり推進協議会」や「たはら里山の会」のメンバーも協力し、古い竹炭を川から引き上げ、新しいものを設置。引き上げるたび、濃厚な泥の匂いが周囲に広がった。毎年この時期に交換しているという。竹炭は孟宗竹(モウソウチク)を使用し、周囲の里山を荒らす放置竹林の抑制にも一役買っている。また、地元の清田小学校の児童らも竹炭作りを手伝っている。
 木村さんは「皆さんの協力と理解があって順調に終わった。本当にありがたい。ホタルが出てくれると一番うれしい」と語り、活動がより実を結ぶことを願った。
【岸侑輝】

 「免々田川を守る会」などが、田原市福江町の県立福江高校近くにある水神橋から上流約2㌔の川中に設置されている竹炭を交換し、河川の清浄化に努めた。
 5月末~6月上旬にかけて、川にゲンジボタルが姿を見せる。以前は上流にしか現れなかったが、同会の木村春雄代表ら有志が2004年頃から始めた川の保全・清浄化活動が実を結び、水生ホタル幼虫の餌となるカワニナが下流に生息域を広げるとともに、ゲンジボタルもやってくるようになったという。
 会のメンバーほか、「清田・福江まちづくり推進協議会」や「たはら里山の会」のメンバーも協力し、古い竹炭を川から引き上げ、新しいものを設置。引き上げるたび、濃厚な泥の匂いが周囲に広がった。毎年この時期に交換しているという。竹炭は孟宗竹(モウソウチク)を使用し、周囲の里山を荒らす放置竹林の抑制にも一役買っている。また、地元の清田小学校の児童らも竹炭作りを手伝っている。
 木村さんは「皆さんの協力と理解があって順調に終わった。本当にありがたい。ホタルが出てくれると一番うれしい」と語り、活動がより実を結ぶことを願った。
【岸侑輝】

クレーンを使っての竹炭引き上げ
クレーンを使っての竹炭引き上げ

カテゴリー:社会・経済

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