豊橋蘭友会 田原で展示会

　「豊橋蘭友会」主催の「第60回洋蘭展」が５日、田原市野田町の芦ヶ池農業公園「サンテパルクたはら」で始まった。11日まで（木曜日は休館日）。最終日は午後２時まで。東愛知新聞社後援。
　さまざまな品種のラン合わせて約５００点を展示。洋ランは交配などの品種改良が盛んな花で、数千の品種があると言われる。ラン以外も販売している即売会もあって、会場を訪れた人は数え切れないほどの種類の花を見て楽しんでいた。
　豊橋市から来た女性は「知らない種類のランを見ることができて楽しいです」と笑顔で話した。会期中は午前11時から洋ラン栽培教室も開催している。
　会長の松島孝晴さんは「ランを維持するのは難しいと言われますが、品種を選べば適温は人間が快適な温度に近い。エアコンの効いた室内で十分です」と話す。
　豊橋蘭友会は現在会員数が約１００人。会員を募集しており、毎月第１日曜の午後１時から豊橋市東幸町公民館で月例会を開き、会員が育てた花の人気投票や、株のオークション販売、ランの育て方の説明などをして交流している。問い合わせは豊橋蘭友会事務局（０５３２・45・４４１８）へ。
【岸侑輝】

　主な受賞者は次の通り（敬称略）。
　▽洋蘭展最優秀賞＝川口敬司▽県知事賞＝佐藤政門▽豊橋市長賞＝原田甚平▽豊橋市議会議長賞＝加藤成乃▽田原市長賞＝川口英子▽田原市議会議長賞＝井出光俊▽豊川市長賞＝白井星郎▽東愛知新聞社賞＝大石剛