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豊橋出身の高橋さん 「えほん大賞」受賞報告

佐原市長に受賞報告をした高橋さん=豊橋市役所で
佐原市長に受賞報告をした高橋さん=豊橋市役所で

 豊橋市出身で東京藝術大学修士課程1年の高橋祐次さん(23)=東京都足立区=が「第10回えほん大賞」(文芸社出版文化振興基金主催)絵本部門の大賞に輝き、受賞した絵本「山びこくん」を出版した。31日、故郷を訪れ、豊橋市役所で佐原光一市長に報告した。
 絵本は「やっほー」と言われたら「やっほー」と応えるお仕事につく山びこくんが主人公。ある日、近くに住むおじいさんを助けるため、「自分でしゃべってはいけない」というルールを破ってしまう。
 応募総数約2500点。絵本は柔らかで温かなタッチの絵がアクリル絵具で描かれている。物語の根底にあるのは「子どもたちは先生や親にダメと言われていることがあると思う。なぜダメなのか考えて行動してほしい」との思い。
 絵本は横浜美術大学時代の卒業製作で作った4冊のうちの一つ。ストーリーは好きなお笑い芸人のネタから着想を得た。
 高橋さんが初めて絵本を作ったのは大学2年の課題。「もともと漫画を描いていたので、ストーリーを描くのは好きだった」という。
 受賞について「好きな作品だったけれど、大賞を取るとは思わなかった」と驚きを隠せない。「もっと満足のいくものを作りたい。将来的にはイラストレーターや画家、絵本作家になりたい」と続けた。
 絵本は昨年12月に出版され、36ページ。価格は1200円(税抜き)。東三河では豊川堂に並ぶほか、インターネットでも購入できる。また、5月15日から東京・表参道で個展を開催する予定。
(飯塚雪)

 豊橋市出身で東京藝術大学修士課程1年の高橋祐次さん(23)=東京都足立区=が「第10回えほん大賞」(文芸社出版文化振興基金主催)絵本部門の大賞に輝き、受賞した絵本「山びこくん」を出版した。31日、故郷を訪れ、豊橋市役所で佐原光一市長に報告した。
 絵本は「やっほー」と言われたら「やっほー」と応えるお仕事につく山びこくんが主人公。ある日、近くに住むおじいさんを助けるため、「自分でしゃべってはいけない」というルールを破ってしまう。
 応募総数約2500点。絵本は柔らかで温かなタッチの絵がアクリル絵具で描かれている。物語の根底にあるのは「子どもたちは先生や親にダメと言われていることがあると思う。なぜダメなのか考えて行動してほしい」との思い。
 絵本は横浜美術大学時代の卒業製作で作った4冊のうちの一つ。ストーリーは好きなお笑い芸人のネタから着想を得た。
 高橋さんが初めて絵本を作ったのは大学2年の課題。「もともと漫画を描いていたので、ストーリーを描くのは好きだった」という。
 受賞について「好きな作品だったけれど、大賞を取るとは思わなかった」と驚きを隠せない。「もっと満足のいくものを作りたい。将来的にはイラストレーターや画家、絵本作家になりたい」と続けた。
 絵本は昨年12月に出版され、36ページ。価格は1200円(税抜き)。東三河では豊川堂に並ぶほか、インターネットでも購入できる。また、5月15日から東京・表参道で個展を開催する予定。
(飯塚雪)

佐原市長に受賞報告をした高橋さん=豊橋市役所で
佐原市長に受賞報告をした高橋さん=豊橋市役所で

カテゴリー:社会・経済

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