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豊橋の人蔘湯 30日に復活

リニューアルした風呂と店主の大武さん=人蔘湯で
リニューアルした風呂と店主の大武さん=人蔘湯で
外観は以前と同じ人蔘湯
外観は以前と同じ人蔘湯

 ボイラーの故障で昨年9月に閉店した豊橋市神明町の銭湯「人蔘湯(にんじんゆ)」が30日、リニューアルオープンする。日本から銭湯を絶やさないために、継業やコンサルティングをしている「ゆとなみ社」(京都市、湊三次郎社長)が営業を引き継ぐ。
 1950年に開業。しかしボイラーが故障して修理が不可能になったほか、さまざまな設備が老朽化しており、店主の藤井寿美子さん(74)が廃業を決意した。
 一日の来店者が80~100人で、廃業の理由が設備の故障であって赤字ではないこともあり、ゆとなみ社が経営を引き継ぐことを決断した。同社は2015年に創業し、すでに5カ所の銭湯を復活させた実績がある。
 人蔘湯は、ジェットバス、深風呂、電気風呂、薬湯、スチームミストがあり、リニューアルに合わせて男湯はドライサウナ、女湯は休憩できる「ととのいスペース」を新設した。また壊れたボイラーを入れ替えたほか、浴槽は水漏れがひどかったため、タイルを張り直して修繕した。広さは男湯が33平方㍍、女湯が35平方㍍。
 店長は豊橋出身の大武千明さん(35)が務め、藤井さんもスタッフに加わる。大武さんは「オープン記念でしばらくの間、薬湯にニンジンの漢方を入れます。ゆず湯など季節の変わり湯も実施したい」と話す。
 修繕費をクラウドファンディングで募っており、インターネットほか店頭で5月30日まで受け付ける。
 営業時間は午後2時から午前0時まで。水曜定休。入浴料は中学生以上440円、小学生150円、乳幼児70円。問い合わせは人蔘湯(070・9004・1126)へ。
【竹下貴信】

 ボイラーの故障で昨年9月に閉店した豊橋市神明町の銭湯「人蔘湯(にんじんゆ)」が30日、リニューアルオープンする。日本から銭湯を絶やさないために、継業やコンサルティングをしている「ゆとなみ社」(京都市、湊三次郎社長)が営業を引き継ぐ。
 1950年に開業。しかしボイラーが故障して修理が不可能になったほか、さまざまな設備が老朽化しており、店主の藤井寿美子さん(74)が廃業を決意した。
 一日の来店者が80~100人で、廃業の理由が設備の故障であって赤字ではないこともあり、ゆとなみ社が経営を引き継ぐことを決断した。同社は2015年に創業し、すでに5カ所の銭湯を復活させた実績がある。
 人蔘湯は、ジェットバス、深風呂、電気風呂、薬湯、スチームミストがあり、リニューアルに合わせて男湯はドライサウナ、女湯は休憩できる「ととのいスペース」を新設した。また壊れたボイラーを入れ替えたほか、浴槽は水漏れがひどかったため、タイルを張り直して修繕した。広さは男湯が33平方㍍、女湯が35平方㍍。
 店長は豊橋出身の大武千明さん(35)が務め、藤井さんもスタッフに加わる。大武さんは「オープン記念でしばらくの間、薬湯にニンジンの漢方を入れます。ゆず湯など季節の変わり湯も実施したい」と話す。
 修繕費をクラウドファンディングで募っており、インターネットほか店頭で5月30日まで受け付ける。
 営業時間は午後2時から午前0時まで。水曜定休。入浴料は中学生以上440円、小学生150円、乳幼児70円。問い合わせは人蔘湯(070・9004・1126)へ。
【竹下貴信】

リニューアルした風呂と店主の大武さん=人蔘湯で
リニューアルした風呂と店主の大武さん=人蔘湯で
外観は以前と同じ人蔘湯
外観は以前と同じ人蔘湯

カテゴリー:社会・経済

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