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コロナ感染防止策の見直し進む豊橋市

来庁者の間隔を空けて応対する窓口業務=市役所西館で
来庁者の間隔を空けて応対する窓口業務=市役所西館で
ホームページから混雑状況を確認できる
ホームページから混雑状況を確認できる

 本庁舎窓口職員の新型コロナウイルス感染が相次いだ豊橋市で、職員や来庁者向け防止策の見直しが進んでいる。窓口対応のほか、部署内の接触方法など封じ込めに神経をとがらせる。感染した職員の大半は大型連休明けに復帰できるが、他部署で別の感染者が確認されるなど予断を許さない状況が続く。
 市は27日までに市民課6人と国保年金課4人(派遣職員含む)の窓口職員の感染を確認したと発表した。前後して、監査委員事務局や廃棄物対策課でも職員の感染が確認されている。
 市民課はマイナンバー担当窓口で17日に職員の感染を確認(濃厚接触者なし)して自宅待機を命じた。続く20日は感染者1人と濃厚接触者3人を確認し、翌21日から全担当者25人を自宅待機としたが、このうち4人が新たに感染した。
 国保年金課では、20日と22日に1人ずつ感染者を確認。濃厚接触者は最初の1人は陰性と判明、2例目の2人は自宅待機となった。うち1人は25日に感染が判明、さらに1人が新規感染した。
 市民課では窓口後方にあったパーテーションの囲いの内側で電話やパソコンなどを共有。国保年金課でも事務機器を共有していた。今後は事務機器の共有には、その都度の消毒を徹底する。
 さらに、庁舎内では吊り下げ型の飛沫防止シートを卓上型パネルに変更するほか、職員のテレワークをさらに推進。来庁者には待合所での距離確保や、インターネットで窓口の混雑状況を確認できるサービスの利用を呼び掛ける。
 マイナンバー窓口は西庁舎玄関に近く、比較的狭い通路に待合場所がある。混雑時は玄関付近のエレベーター前の待合場所を使って密回避を図っている。
 市では保健所検査で濃厚接触者を特定し、疫学調査にもとづく対策を講じて収束を見通す。大都市圏では感染力が強いとされる変異株がまん延しつつある。窓口周辺は不特定多数の市民が訪れるため、今後の対策も試行錯誤が続きそうだ。
【加藤広宣】

 本庁舎窓口職員の新型コロナウイルス感染が相次いだ豊橋市で、職員や来庁者向け防止策の見直しが進んでいる。窓口対応のほか、部署内の接触方法など封じ込めに神経をとがらせる。感染した職員の大半は大型連休明けに復帰できるが、他部署で別の感染者が確認されるなど予断を許さない状況が続く。
 市は27日までに市民課6人と国保年金課4人(派遣職員含む)の窓口職員の感染を確認したと発表した。前後して、監査委員事務局や廃棄物対策課でも職員の感染が確認されている。
 市民課はマイナンバー担当窓口で17日に職員の感染を確認(濃厚接触者なし)して自宅待機を命じた。続く20日は感染者1人と濃厚接触者3人を確認し、翌21日から全担当者25人を自宅待機としたが、このうち4人が新たに感染した。
 国保年金課では、20日と22日に1人ずつ感染者を確認。濃厚接触者は最初の1人は陰性と判明、2例目の2人は自宅待機となった。うち1人は25日に感染が判明、さらに1人が新規感染した。
 市民課では窓口後方にあったパーテーションの囲いの内側で電話やパソコンなどを共有。国保年金課でも事務機器を共有していた。今後は事務機器の共有には、その都度の消毒を徹底する。
 さらに、庁舎内では吊り下げ型の飛沫防止シートを卓上型パネルに変更するほか、職員のテレワークをさらに推進。来庁者には待合所での距離確保や、インターネットで窓口の混雑状況を確認できるサービスの利用を呼び掛ける。
 マイナンバー窓口は西庁舎玄関に近く、比較的狭い通路に待合場所がある。混雑時は玄関付近のエレベーター前の待合場所を使って密回避を図っている。
 市では保健所検査で濃厚接触者を特定し、疫学調査にもとづく対策を講じて収束を見通す。大都市圏では感染力が強いとされる変異株がまん延しつつある。窓口周辺は不特定多数の市民が訪れるため、今後の対策も試行錯誤が続きそうだ。
【加藤広宣】

来庁者の間隔を空けて応対する窓口業務=市役所西館で
来庁者の間隔を空けて応対する窓口業務=市役所西館で
ホームページから混雑状況を確認できる
ホームページから混雑状況を確認できる

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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