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豊橋中央高校長が「新たなるインド映画の世界」出版

「本を読んでインド映画をより深く知ってください」と高倉校長=豊橋中央高校で
「本を読んでインド映画をより深く知ってください」と高倉校長=豊橋中央高校で

 豊橋中央高校の高倉嘉男校長(42)が共著で「新たなるインド映画の世界」(A5判、191㌻)を、ピックアッププレス(東京)から出版した。今見るべき作品、インド映画の歴史、鑑賞のコツなどを紹介する。
 高倉校長は大学を卒業後、2001~13年にインドへ語学留学。ヒンディー語を研究した。留学中は映画を毎週1~2本のペースで見て、日記サイト「これでインディア」でレビューを掲載。現在もブログ「バハードゥルシャー勝(まさる)」で情報の発信を続けている。
 同書は、高倉さんをはじめ、インド映画を中心にアジア映画全体を研究している松岡環さんらが執筆した。
 今見るべき作品は最新作26本を紹介。ストーリーだけでなく歌と踊りが絶品の「若さは向こう見ず」(2013年)、娯楽映画の「プレーム兄貴、王になる」(2015年)、インドとパキスタンを舞台に同じ人間として信頼し助け合い、愛し合うことで壁を乗り越えられることを伝える感動作「バジュランギおじさんと、小さな迷子」(2015年)などを取り上げた。
 映画の歴史では、1896年にボンベイ(現ムンバイ)のホテルで上映されたサイレント映画から始まり、歌と踊りだけでなく、社会問題まで描くようになった課程を年代順に伝える。鑑賞のコツでは、日本の歌舞伎のようにスター制度を導入していることから、気に入った俳優を中心に見ることがお勧め、などと紹介する。
 高倉校長は「娯楽映画のフォーマットで、社会問題まで切り込む見応えある作品も増えている。映画館だけでなく、ネット配信でも楽しめます。本を読み、インド映画の世界を満喫してほしい」と話す。価格は2640円(税込み)。豊川堂、アマゾンなどで。問い合わせは中央高校(0532・54・1301)へ。
【竹下貴信】

 豊橋中央高校の高倉嘉男校長(42)が共著で「新たなるインド映画の世界」(A5判、191㌻)を、ピックアッププレス(東京)から出版した。今見るべき作品、インド映画の歴史、鑑賞のコツなどを紹介する。
 高倉校長は大学を卒業後、2001~13年にインドへ語学留学。ヒンディー語を研究した。留学中は映画を毎週1~2本のペースで見て、日記サイト「これでインディア」でレビューを掲載。現在もブログ「バハードゥルシャー勝(まさる)」で情報の発信を続けている。
 同書は、高倉さんをはじめ、インド映画を中心にアジア映画全体を研究している松岡環さんらが執筆した。
 今見るべき作品は最新作26本を紹介。ストーリーだけでなく歌と踊りが絶品の「若さは向こう見ず」(2013年)、娯楽映画の「プレーム兄貴、王になる」(2015年)、インドとパキスタンを舞台に同じ人間として信頼し助け合い、愛し合うことで壁を乗り越えられることを伝える感動作「バジュランギおじさんと、小さな迷子」(2015年)などを取り上げた。
 映画の歴史では、1896年にボンベイ(現ムンバイ)のホテルで上映されたサイレント映画から始まり、歌と踊りだけでなく、社会問題まで描くようになった課程を年代順に伝える。鑑賞のコツでは、日本の歌舞伎のようにスター制度を導入していることから、気に入った俳優を中心に見ることがお勧め、などと紹介する。
 高倉校長は「娯楽映画のフォーマットで、社会問題まで切り込む見応えある作品も増えている。映画館だけでなく、ネット配信でも楽しめます。本を読み、インド映画の世界を満喫してほしい」と話す。価格は2640円(税込み)。豊川堂、アマゾンなどで。問い合わせは中央高校(0532・54・1301)へ。
【竹下貴信】

「本を読んでインド映画をより深く知ってください」と高倉校長=豊橋中央高校で
「本を読んでインド映画をより深く知ってください」と高倉校長=豊橋中央高校で

カテゴリー:社会・経済

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