県内のコロナ新規陽性者362人 豊橋は18人

　県は17日、３６２人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。４００人を下回るのは２９０人だった今月６日以来、11日ぶり。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が１４９人、名古屋市が１５５人、豊橋市が18人、岡崎市と一宮市が各13人、豊田市が14人。
　一方、16日に陽性と発表された５２２人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が10人（10代女性１、20代男女各１、30代男性２、30代女性１、40代男性２、70代女性１、80代男性１）▽豊川市が７人（20代男女各１、30代男性１、40代男女各１、50代男性１、60代男性１）▽蒲郡市が４人（10歳未満女児１、30代女性２、40代男性１）▽新城市が５人（10代男性１、20代男性２、50代男女各１）－だった。東三河計28人のうち、感染経路不明者は15人。
　７日間の平均値でみる16日現在の県の指標によると、新規陽性者は５７３・９人、陽性率は10・１％、入院患者は８６５・４人、入院患者のうち重症者は61・７人、新規陽性者のうちの高齢者は58・９人で、陽性率が厳重警戒のほかは、すべて「危険ゾーン」となった。
　16日現在の確保病床入院は８７４人、入院調整は15人、施設入所は２８８人、自宅療養は３９９９人。
【山田一晶】

　大村秀章知事は17日、新型コロナウイルスの入院病床として３００床、うち重症患者用に20床を確保したと発表した。これで、78病院１５１５床以上、うち重症病床１４６床以上を確保できる見込みとなった。
　これにより県の病床使用率は、16日のコロナ患でみると71・９％が57・７％に下がった。重症病床使用率は54・８％から47・３％に下がる。
　県が日々発表している７日間の平均値でみる指標も一部が変更される。
（後藤康之）