コロナ新規陽性者 県内445人、入院患者1000人超に

　県は26日、４４５人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染１人含む。前週は６３６人で、減少傾向にある。ただ入院患者は１０００人を超えており、大村秀章知事は「人口10万人あたりの感染者は沖縄県、北海道に続いて３番目に悪い」として、緊急事態宣言による厳しい規制の継続が必要だとの考えを示した。

豊橋は19人

　４４５人の管轄保健所別内訳は、県管轄が１９１人、名古屋市が１８７人（再感染１）、豊橋市が19人、岡崎市が22人、一宮市が９人、豊田市が17人。
　一方、25日に陽性と発表された４１７人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が26人（10歳未満男児２、10歳未満女児３、10代男女各１、20代男性３、20代女性１、30代男性２、40代男性１、40代女性２、50代男性２、50代女性１、60代女性１、70代男性１、80代男性１、90代男性１、90代女性３）▽豊川市が２人（10歳未満女児１、50代女性１）▽蒲郡市が３人（30代女性１、50代男性２）▽新城市が60代男性１▽田原市が10代女性１－だった。東三河の陽性者計33人のうち、感染経路不明者は12人。
　７日間の平均値でみる25日発表の県の指標によると、新規陽性者は５１４・６人▽陽性率は９・６％▽入院患者は１００１・０人▽入院患者のうち重症者は86・３人▽新規陽性者のうちの高齢者は59・４人。陽性率以外は「危険」の領域で、入院患者が初めて１０００人を超えた。
　確保病床入院は９５６人、入院調整は21人、施設入所は３４６人、自宅療養は４２３９人。
【山田一晶】