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緊急事態宣言 6月20日まで延長

赤は緊急事態宣言が、オレンジはまん延防止等重点措置が6月20日まで続く地域。ピンクは措置が6月13日で終了する県
赤は緊急事態宣言が、オレンジはまん延防止等重点措置が6月20日まで続く地域。ピンクは措置が6月13日で終了する県

 政府は28日、新型コロナウイルスに関する対策本部会議を開き、愛知県など9都道府県に出ている緊急事態宣言と、岐阜、三重など5県に適用中の「まん延防止等重点措置」の期限をそれぞれ6月20日まで延長すると決めた。菅義偉首相は同日夜、延長理由などについて記者会見し、国民に引き続き協力を求めた。
 宣言が延長されるのは北海道、東京、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡の9都道府県。沖縄県への宣言期限は6月20日のまま。飲食店に対する午後8時までの時短営業要請などの対策が続く。
 また重点措置が延長されるのは埼玉、千葉、神奈川、岐阜、三重の各県。群馬、石川、熊本の3県は来月13日で解除される。
 この日午前、専門家による分科会があり、西村康稔経済再生担当相が延長の理由を説明し、了承された。新規感染者数は減少傾向にあるが、病床は厳しい状況が続いていることなどを説明した。西村氏は分科会で「知事の判断による上乗せ措置も可能だ。厳しい対策を継続する。重症化を防ぐためにワクチン接種がカギになる」などと述べた。
 午後は国会で議院運営委員会に報告があり、了承された。
 これに先立ち、27日には関係閣僚会議があり、菅義偉首相が報道陣の取材に対し「東京、大阪など減少傾向は見られるものの、全体として予断を許さないという状況。感染拡大防止に全力を尽くす」などと述べていた。
 愛知県の緊急事態宣言は、今月12日に発令されたため、計40日間の長さになる。大村秀章知事は29日に全国知事会技にオンラインで出席のうえ、県のコロナ対策会議を開き、緊急事態措置の内容を正式決定する。
 大村知事は「入院患者がこれだけ多くなると、重症化リスクも高くなる。この医療の状況を改善するためにも、新規の陽性者を減らすしかない。各種の指標がステージ2に近いところまで下げなければならない」と述べた。
【山田一晶】

 政府は28日、新型コロナウイルスに関する対策本部会議を開き、愛知県など9都道府県に出ている緊急事態宣言と、岐阜、三重など5県に適用中の「まん延防止等重点措置」の期限をそれぞれ6月20日まで延長すると決めた。菅義偉首相は同日夜、延長理由などについて記者会見し、国民に引き続き協力を求めた。
 宣言が延長されるのは北海道、東京、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡の9都道府県。沖縄県への宣言期限は6月20日のまま。飲食店に対する午後8時までの時短営業要請などの対策が続く。
 また重点措置が延長されるのは埼玉、千葉、神奈川、岐阜、三重の各県。群馬、石川、熊本の3県は来月13日で解除される。
 この日午前、専門家による分科会があり、西村康稔経済再生担当相が延長の理由を説明し、了承された。新規感染者数は減少傾向にあるが、病床は厳しい状況が続いていることなどを説明した。西村氏は分科会で「知事の判断による上乗せ措置も可能だ。厳しい対策を継続する。重症化を防ぐためにワクチン接種がカギになる」などと述べた。
 午後は国会で議院運営委員会に報告があり、了承された。
 これに先立ち、27日には関係閣僚会議があり、菅義偉首相が報道陣の取材に対し「東京、大阪など減少傾向は見られるものの、全体として予断を許さないという状況。感染拡大防止に全力を尽くす」などと述べていた。
 愛知県の緊急事態宣言は、今月12日に発令されたため、計40日間の長さになる。大村秀章知事は29日に全国知事会技にオンラインで出席のうえ、県のコロナ対策会議を開き、緊急事態措置の内容を正式決定する。
 大村知事は「入院患者がこれだけ多くなると、重症化リスクも高くなる。この医療の状況を改善するためにも、新規の陽性者を減らすしかない。各種の指標がステージ2に近いところまで下げなければならない」と述べた。
【山田一晶】

赤は緊急事態宣言が、オレンジはまん延防止等重点措置が6月20日まで続く地域。ピンクは措置が6月13日で終了する県
赤は緊急事態宣言が、オレンジはまん延防止等重点措置が6月20日まで続く地域。ピンクは措置が6月13日で終了する県

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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