豊川市民病院が名古屋市立大と連携協定
豊川市民病院は27日、名古屋市立大学と「特定臨床研究の実施に関する相互の協力・支援」に関する連携協定を結んだ。
医薬品や医療機器を人に対して使用しその有効性、安全性を明らかにする研究を臨床研究という。「特定臨床研究」はその中でも「企業からの資金提供を受けて実施」「未承認か適応外の医薬品などを用いる」ものを指す。
名古屋市大はすでに同大病院のほかに「医学部付属東部・西部医療センター」「蒲郡市民病院」「三重北医療センターいなべ総合病院」と協定を結び、臨床研究ネットワークを構築している。豊川市民病院が加わることで研究の活性化と、大学を中心とした医療支援体制の構築、人材育成を通じた新たな医療創出などを目指す。
協定の調印はオンラインであった。豊川市民病院では病院事業管理者の三島晃氏が、名古屋市大では郡健二郎理事長がそれぞれ協定書にサインし、画面上で握手を交わした。
三島氏は「大学の指導により、市民の健康づくり、地域医療の向上に大いに期待したい」と述べた。郡理事長は「新型コロナウイルス後を見据え、研究と人材の交流を進めるとともに、知見を国内外に発信したい」と話した。
【山田一晶】
豊川市民病院は27日、名古屋市立大学と「特定臨床研究の実施に関する相互の協力・支援」に関する連携協定を結んだ。
医薬品や医療機器を人に対して使用しその有効性、安全性を明らかにする研究を臨床研究という。「特定臨床研究」はその中でも「企業からの資金提供を受けて実施」「未承認か適応外の医薬品などを用いる」ものを指す。
名古屋市大はすでに同大病院のほかに「医学部付属東部・西部医療センター」「蒲郡市民病院」「三重北医療センターいなべ総合病院」と協定を結び、臨床研究ネットワークを構築している。豊川市民病院が加わることで研究の活性化と、大学を中心とした医療支援体制の構築、人材育成を通じた新たな医療創出などを目指す。
協定の調印はオンラインであった。豊川市民病院では病院事業管理者の三島晃氏が、名古屋市大では郡健二郎理事長がそれぞれ協定書にサインし、画面上で握手を交わした。
三島氏は「大学の指導により、市民の健康づくり、地域医療の向上に大いに期待したい」と述べた。郡理事長は「新型コロナウイルス後を見据え、研究と人材の交流を進めるとともに、知見を国内外に発信したい」と話した。
【山田一晶】