81歳女性2人が社交ダンス中部大会出場へ

　豊橋市三ノ輪町の「ダンススクールイイヌマ」に通う81歳の女性２人が７月４日に名古屋市公会堂で開かれる「第63回中部プロ・アマダンス選手権大会」（ジャパンボールルームダンスカンパニー主催）に出場する。
　２人は小林滋子さん（同市旭町）と、中嶋政子さん（豊川市小坂井町）。小林さんはルンバとチャチャチャ、中嶋さんはワルツとタンゴ部門に出場する。ともに同スクール代表の飯沼佐敏さん（64）とペアを組む。時間は各１分40秒で、短い時間の中でミスのない華麗なステップが重要になる。
　小林さんは「大会に向けて週に２回、練習しています。ミスをしないように頑張ります」と話す。中嶋さんは「楽しく踊りたい。失敗したら楽しくないので、本番に向けて練習をしっかりします」と意気込みを語った。
　２人は50代からダンスを始めた。小林さんは椎間板ヘルニアで苦しんだ時期もあったが、良い姿勢でダンスをすることで克服。今は軽快なステップを見せる。普段からウオーキングや体操で、動ける体づくりに励む。３月の同大会ではルンバ部門で２位の好成績を残した。
　中嶋さんは、何か趣味をと軽い気持ちで始めたが、とても楽しくずっと続いている。普段からラジオ体操に取り組む。３月の同大会ではチャチャチャ部門で優勝した。
　飯沼さんは「２人とも80代とは思えない体の動きが素晴らしい。大会では好成績が期待できます」。
　スクールは生徒を募集中。問い合わせはダンススクールイイヌマ（０５３２・64・６７３３）へ。
【竹下貴信】