きょうから「まん延防止等重点措置」

　県は20日、84人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染１人含む。県内に出ていた緊急事態宣言はこの日で解除され、21日からは「まん延防止等重点措置」の対象となる。豊橋市は措置区域となっており、飲食店に対する午後８時までの営業時間短縮要請などが継続する。
　84人の管轄保健所別内訳は、県管轄が34人（再感染１）、名古屋市が31人、豊橋市が11人、岡崎市が４人、一宮市が３人、豊田市が１人。
　一方、19日に陽性と発表された89人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が14人（10代男性１、20代男性２、20代女性１、30代女性２、40代男女各２、50代男女各１、60代男性２）▽豊川市が３人（20代女性２、30代男性１）▽蒲郡市が12人（10歳未満男女各１、10代男性２、20代男性１、30代男性２、30代女性３、40代女性１、80代女性１）▽新城市が20代男性１人＝となっている。
　東三河の陽性者計30人中、感染経路不明者は８人。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は92・１人、陽性率は５・０％、入院患者は６５８・９人、入院患者のうち重症者は61・７人、入院患者のうちの高齢者は12・９人だった。
　19日現在の確保病床入院は５６３人、入院調整は３人、施設入所は１１２人、自宅療養は９６６人。
【山田一晶】