豊橋市、豊橋信金 東京海上日動火災などが健康づくりで協定

　豊橋市と豊橋信用金庫、東京海上日動火災保険、東京海上日動あんしん生命保険は７日、同市健康づくり推進プロジェクト協定を締結した。今後、健康づくり事業を共に企画したり、周知したりするなど連携し、協力し合う。
　一定のポイント獲得者に特典を用意し、市民の健康づくりを促す市の健康マイレージ事業や、がん検診、特定健康診査の利用者を増やす取り組みなど、包括的な連携協定を交わした。
　東京海上日動グループは、自治体と健康づくりで包括的連携協定を結ぶのは初めてという。
　締結式は市役所で開かれ、４団体の代表者が出席。佐原光一市長は「元気で働けて長生きできる健康年齢を延ばしていきたい」、豊橋信用金庫の山口進理事長は「市内にある21店舗などを活用し、健康づくりに少しでも役に立ちたい」、東京海上日動火災保険の露口泰介常務執行役員は「市民、企業の皆さんの健康を支えることに尽力する」、東京海上日動あんしん生命保険の種田栄一東海・北陸営業支援部長は「市民の皆さんの健康寿命、企業の健康経営の推進に一丸となって取り組みを進める」と述べた。
　今後、民間企業側はそれぞれの支店や代理店、取引先も活用しながら、健康づくりに関する出前講座の受講企業の開拓や、健康マイレージ事業の参加と周知、受診の周知などを実施。市側は「健康経営にも関心を持つきっかけにしていきたい」と期待している。
（中村晋也）