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豊橋市が6月30日現在のコロナ感染状況を発

 豊橋市は、6月30日現在の市内での新型コロナウイルス感染状況を発表した。「第4波」(4月3日~6月30日)の新規陽性者数は1209人に上り、「第3波」(10月末~4月2日)の1101人より早いペースで推移した。
 6月末の一日あたりの陽性者は直近7日間平均で4・7人まで減り、判断基準のステージ2(警戒)まで改善された。人口10万人あたりの陽性者数も8・8人で、県の「まん延防止等重点措置」の指標「15人」を下回った。
 第4波の年代別感染状況をみると、前半(5月末まで)は861人のうち20代が28%(240人)で突出していたが、後半(6月)は348人のうち10歳未満から60代まで幅広い年代に広がったことが分かった。
 主な感染経路は家族や知人など身近な人が6割近くに達した。感染率でも家族間は第3波の28%から第4波後半には40%まで、友人や知人は15%から4波後半で19%まで増えている。初期はクラスターの要因だった飲食店や福祉施設、医療機関は4波後半には陽性者がゼロだった。
 変異株のスクリーニングは6月9日にデルタ株の検査を始め、月末までに確認されていない。
 このほか、感染状況を示す指標は入院者数は16・9人、重傷者数は3・0人でステージ3(厳重警戒)を脱するまでにあと一歩。6月末での療養者は入院14人、宿泊1人、自宅27人の計42人だった。
【加藤広宣】

 豊橋市は、6月30日現在の市内での新型コロナウイルス感染状況を発表した。「第4波」(4月3日~6月30日)の新規陽性者数は1209人に上り、「第3波」(10月末~4月2日)の1101人より早いペースで推移した。
 6月末の一日あたりの陽性者は直近7日間平均で4・7人まで減り、判断基準のステージ2(警戒)まで改善された。人口10万人あたりの陽性者数も8・8人で、県の「まん延防止等重点措置」の指標「15人」を下回った。
 第4波の年代別感染状況をみると、前半(5月末まで)は861人のうち20代が28%(240人)で突出していたが、後半(6月)は348人のうち10歳未満から60代まで幅広い年代に広がったことが分かった。
 主な感染経路は家族や知人など身近な人が6割近くに達した。感染率でも家族間は第3波の28%から第4波後半には40%まで、友人や知人は15%から4波後半で19%まで増えている。初期はクラスターの要因だった飲食店や福祉施設、医療機関は4波後半には陽性者がゼロだった。
 変異株のスクリーニングは6月9日にデルタ株の検査を始め、月末までに確認されていない。
 このほか、感染状況を示す指標は入院者数は16・9人、重傷者数は3・0人でステージ3(厳重警戒)を脱するまでにあと一歩。6月末での療養者は入院14人、宿泊1人、自宅27人の計42人だった。
【加藤広宣】

カテゴリー:社会・経済

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