丸山薫賞に小中高部門新設
豊橋市ゆかりの詩人丸山薫(1899~1974年)を顕彰する「丸山薫賞」(市、同賞運営委員会主催)に今年度、全国の小学生から高校生を対象にした「丸山薫『帆・ランプ・鴎(かもめ)』賞」が新設された。故人が生前愛した「海」に関するテーマの作品を21日から全国公募する。
賞名は丸山の第一詩集からとった。生前、海へのあこがれや船員を目指したエピソードから関連作品も多い。
応募作品のテーマも海に関連するか連想できるものとした。1編800字以内で様式は問わないが、近作で未発表作など要件がある。
最優秀の「帆・ランプ・鴎」賞に小学生、中学生、高校生の各1人、優秀賞5人と佳作10人を選ぶ。発表は12月、表彰式は市役所で来年1月。
丸山薫は12歳で豊橋へ移住、旧制豊橋中学校(現時習館高校)などを経て東京帝国大学中退。梶井基次郎や萩原朔太郎らと親交が深く、戦後は愛知大学教授を務めた。市は没後20年の94年に丸山薫賞を創設した。
運営委で長年会長を務めた神野信郎氏(18年11月死去)の遺志を継ぎ、生前の寄付で創設した「丸山薫現代詩振興基金」で運営。丸山を紹介する漫画版冊子を作り、詩の授業が始まる小学3年生に配った。内容は市ホームページで公開予定。
応募は郵送(9月末消印まで)か持参で市「文化のまち」づくり課へ。
【加藤広宣】
豊橋市ゆかりの詩人丸山薫(1899~1974年)を顕彰する「丸山薫賞」(市、同賞運営委員会主催)に今年度、全国の小学生から高校生を対象にした「丸山薫『帆・ランプ・鴎(かもめ)』賞」が新設された。故人が生前愛した「海」に関するテーマの作品を21日から全国公募する。
賞名は丸山の第一詩集からとった。生前、海へのあこがれや船員を目指したエピソードから関連作品も多い。
応募作品のテーマも海に関連するか連想できるものとした。1編800字以内で様式は問わないが、近作で未発表作など要件がある。
最優秀の「帆・ランプ・鴎」賞に小学生、中学生、高校生の各1人、優秀賞5人と佳作10人を選ぶ。発表は12月、表彰式は市役所で来年1月。
丸山薫は12歳で豊橋へ移住、旧制豊橋中学校(現時習館高校)などを経て東京帝国大学中退。梶井基次郎や萩原朔太郎らと親交が深く、戦後は愛知大学教授を務めた。市は没後20年の94年に丸山薫賞を創設した。
運営委で長年会長を務めた神野信郎氏(18年11月死去)の遺志を継ぎ、生前の寄付で創設した「丸山薫現代詩振興基金」で運営。丸山を紹介する漫画版冊子を作り、詩の授業が始まる小学3年生に配った。内容は市ホームページで公開予定。
応募は郵送(9月末消印まで)か持参で市「文化のまち」づくり課へ。
【加藤広宣】