コロナ新規陽性者 県内230人、豊橋は10人

県は30日、２３０人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染１人含む。３日連続で２００人を超えている。県は、今月21日以降を「第５波」とした。
　２３０人の管轄保健所別内訳は、県管轄が98人、名古屋市が96人（再感染１）、豊橋市が10人、岡崎市が６人、一宮市が９人、豊田市が11人。
　一方、29日に陽性と発表された２５０人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が９人（10歳未満女児１、10代男性３、30代男女各２、40代男性１）▽豊川市が６人（10歳未満男児１、10代男性３、20代男性１、40代男性１）▽蒲郡市が70代男性１人▽新城市が20代女性１人－だった。東三河計18人中、感染経路不明は９人。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は１４２・９人、陽性率は３・４％、入院患者は２２９・４人、入院患者のうち重症者は９・１人、新規陽性者のうちの高齢者は３・３人だった。新規陽性者、陽性率、入院患者は「警戒」レベルで数値が上がりつつある。
　29日現在の確保病床入院は２３６人、入院調整は２人、施設入所は２８６人、自宅療養は６３３人。
　第５波が始まった21日から29日の70代以上の陽性者は34人で全体の２・７％。第１波が21・０％、第２波が12・６％、第３波が18・５％、第４波が11・３％だった。ワクチン接種の効果が出ている。
【山田一晶】