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出直し東栄町長選告示 前町長と元町長の一騎打ち

前町長の村上候補㊨と元町長の尾林候補(届け出順)
前町長の村上候補㊨と元町長の尾林候補(届け出順)

 町長の辞職に伴う東栄町の出直し町長選が3日告示された。立候補したのは届け出順に前町長の村上孝治氏(63)と、元町長の尾林克時氏(71)。両陣営は町内を巡って街頭演説し、支持を訴えた。8日に投開票される

 村上陣営は本郷で午前9時半から出発式。支持者約80人が集まった。
 村上氏は「人口は3000人を下回った。財源も税収が3億円を切った。コロナ禍で町政や医療体制の方針を説明できなかったことを深くおわびします。今後は医療センターの医師と一緒に在宅医療を目指したい。町内には民間開業医はなくなり、センターのみとなった。医療を守っていきたい」と語った。
 そして「北設楽郡3町村は医療だけでなく消防、ごみ処理、情報化を一緒になって取り組んでいきたい」と強調した。
 式で後援会の丸山富一郎会長、町議会の原田安生議長らが応援演説した。原田氏は「人口と財政規模に合わせた医療体制が求められる」として支持を呼びかけた。
 尾林陣営は下田で午前9時半から出発式。約60人が出席した。
 尾林氏は「医療縮小に反対するリコール(解職請求)成立で、本来なら住民投票。町長が辞表を出したことによって出直し選挙になった」と経緯を説明。「休日や夜間診療、2次救命救急まで廃止され、住民は不安を感じている。国や県とのパイプを生かして、命綱である医療を復活させたい」と力を込めた。
 さらに「経済や観光を元気にするため、明確な政策とリーダーシップを示し、先頭に立って頑張りたい」と意気込んだ。
 署名活動の住民団体代表と後援会長の西谷賢治氏、元副金融担当相の山本明彦氏、元副総務相の鈴木克昌氏、前豊橋市長の佐原光一氏らが激励に駆けつけた。

 2日現在の選挙人名簿登録者数は2673人(男1257人、女1416人)。
 期日前投票は役場分庁舎で4~7日午前8時半~午後8時。
【安藤聡、岸侑輝】

 町長の辞職に伴う東栄町の出直し町長選が3日告示された。立候補したのは届け出順に前町長の村上孝治氏(63)と、元町長の尾林克時氏(71)。両陣営は町内を巡って街頭演説し、支持を訴えた。8日に投開票される

 村上陣営は本郷で午前9時半から出発式。支持者約80人が集まった。
 村上氏は「人口は3000人を下回った。財源も税収が3億円を切った。コロナ禍で町政や医療体制の方針を説明できなかったことを深くおわびします。今後は医療センターの医師と一緒に在宅医療を目指したい。町内には民間開業医はなくなり、センターのみとなった。医療を守っていきたい」と語った。
 そして「北設楽郡3町村は医療だけでなく消防、ごみ処理、情報化を一緒になって取り組んでいきたい」と強調した。
 式で後援会の丸山富一郎会長、町議会の原田安生議長らが応援演説した。原田氏は「人口と財政規模に合わせた医療体制が求められる」として支持を呼びかけた。
 尾林陣営は下田で午前9時半から出発式。約60人が出席した。
 尾林氏は「医療縮小に反対するリコール(解職請求)成立で、本来なら住民投票。町長が辞表を出したことによって出直し選挙になった」と経緯を説明。「休日や夜間診療、2次救命救急まで廃止され、住民は不安を感じている。国や県とのパイプを生かして、命綱である医療を復活させたい」と力を込めた。
 さらに「経済や観光を元気にするため、明確な政策とリーダーシップを示し、先頭に立って頑張りたい」と意気込んだ。
 署名活動の住民団体代表と後援会長の西谷賢治氏、元副金融担当相の山本明彦氏、元副総務相の鈴木克昌氏、前豊橋市長の佐原光一氏らが激励に駆けつけた。

 2日現在の選挙人名簿登録者数は2673人(男1257人、女1416人)。
 期日前投票は役場分庁舎で4~7日午前8時半~午後8時。
【安藤聡、岸侑輝】

前町長の村上候補㊨と元町長の尾林候補(届け出順)
前町長の村上候補㊨と元町長の尾林候補(届け出順)

カテゴリー:政治・行政

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