コロナワクチン追加枠の大規模接種始まる
県は8日、東三河5市を対象にした新型コロナワクチン大規模接種について、豊橋市中浜町の豊橋中央会場(旧マリエール豊橋)で追加枠の初回接種を始めた。2回目は会場が変わり、東三河県庁で接種を受ける。9月末までに1万3000人が終える予定。ワクチン供給不足の中で接種にこぎつけ、接種した人の多くはほっとした様子だった。
追加枠は1日500人規模。この日は当初枠の2回目接種も始まり、9月3日まで1000人が一緒に接種を受ける。
全国的なワクチン供給不足の影響で、豊橋市なども新規予約がしづらい状態が続いた。この状況での追加枠とあって、各市でも多くの希望者が接種枠を求めた。
豊橋市では5日から3日間限定で、ウェブとコールセンターの予約を受け付けたが、午前8時半の開始から瞬く間に枠が埋まる争奪戦の様相を呈していた。
市内の主婦松木知恵さん(31)は市の集団接種も希望したが所用で出遅れ空振りに。「今回は入念に準備した。1日1枠が限度なので日を分け母と夫の枠も取れた」と胸をなでおろした。
家族4人分を予約した会社員男性(55)は「電話予約で失敗し、ウェブに切り替えた。休日返上で粘った」と薄氷を踏む思いを振り返った。
この男性のほか、60代女性もキャンセル枠で予約した。予約のタイミングで接種時間が決まるとはいえ「即日キャンセル」の多さも目立ったようだ。
【加藤広宣】
県は8日、東三河5市を対象にした新型コロナワクチン大規模接種について、豊橋市中浜町の豊橋中央会場(旧マリエール豊橋)で追加枠の初回接種を始めた。2回目は会場が変わり、東三河県庁で接種を受ける。9月末までに1万3000人が終える予定。ワクチン供給不足の中で接種にこぎつけ、接種した人の多くはほっとした様子だった。
追加枠は1日500人規模。この日は当初枠の2回目接種も始まり、9月3日まで1000人が一緒に接種を受ける。
全国的なワクチン供給不足の影響で、豊橋市なども新規予約がしづらい状態が続いた。この状況での追加枠とあって、各市でも多くの希望者が接種枠を求めた。
豊橋市では5日から3日間限定で、ウェブとコールセンターの予約を受け付けたが、午前8時半の開始から瞬く間に枠が埋まる争奪戦の様相を呈していた。
市内の主婦松木知恵さん(31)は市の集団接種も希望したが所用で出遅れ空振りに。「今回は入念に準備した。1日1枠が限度なので日を分け母と夫の枠も取れた」と胸をなでおろした。
家族4人分を予約した会社員男性(55)は「電話予約で失敗し、ウェブに切り替えた。休日返上で粘った」と薄氷を踏む思いを振り返った。
この男性のほか、60代女性もキャンセル枠で予約した。予約のタイミングで接種時間が決まるとはいえ「即日キャンセル」の多さも目立ったようだ。
【加藤広宣】