「神野新田物語第2話」豊橋で21、22日に上演

　群像劇「神野新田物語第２話：開拓の時代」は21、22日の両日、穂の国とよはし芸術劇場「プラット」で上演される。午前11時と午後４時の２回。新型コロナウイルス感染拡大で１年以上、公演が延びた。プラットでは20日までに舞台装置の設営などが終わり、いよいよ本番を迎えるだけとなった。
　舞台は２幕12場構成。入植した人々が苦しい生活を生き抜く物語。明治中期から昭和にかけてが描かれる。
　上演するＮＰＯ法人「ひとすじの会」は劇場で配るパンフレットを作った。第１話の振り返りから、第２話で描かれる歴史的背景、役作りのために挑戦した明治、大正期の農具で挑戦した米作りなどが登場する。また昨年11月22日、豊橋駅南口駅前広場であったトライアル公演の様子も描いている。
【山田一晶】