コロナ新規陽性者 3日連続で県内1000人超

　県は20日、１３４７人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染６人含む。３日連続で１０００人を超え、過去最多。大村秀章知事は同日夕、「新規陽性者の増え方が大変厳しい」として、政府に対し、緊急事態宣言の対象とするよう要請した。発令は来週後半になる見通し。

　１３４７人の管轄保健所別内訳は、県管轄が６１５人、名古屋市が４３４人（再感染６）、豊橋市が72人、岡崎市が95人、一宮市が46人、豊田市が85人。豊橋市は４人の死亡が確認された。
　一方、19日に陽性と発表された１２２１人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が89人（10歳未満男女各２、10代男性５、10代女性10、20代男性22、20代女性11、30代男性８、30代女性11、40代男性２、40代女性６、50代女性５、60代男性３、60代女性２）▽豊川市が29人（10歳未満男女各１、10代男性１、10代女性２、20代男性６、20代女性１、30代男性２、30代女性１、40代男性５、40代女性２、50代男女各２、70代男性１、70代女性２）▽蒲郡市が18人（10歳未満女児１、10代男性１、10代女性２、20代男性２、20代女性１、30代男女各１、40代男女各１、50代男性１、50代女性２、60代男性１、70代男性１、70代女性２）▽新城市が６人（20代男女各１、30代男性１、50代男性３）▽田原市が７人（10代男女各１、20代男性１、30代男性２、50代女性１、60代男性１）－だった。東三河の陽性者計１４９人中、感染経路不明は83人。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は８４５・１人、陽性率は10・９％、入院患者は５６０・０人、入院患者のうち重症者は30・４人、新規陽性者のうちの高齢者は23・３人。重症者が第１～４波に比べて低く、まだ「警戒」（イエロー）領域が続いている。
　１９日現在の確保病床入院は６３１人、入院調整は11人、施設入所は４６８人、自宅療養は５５１０人。
【山田一晶】